岩手銀行

岩手銀行

岩手銀行は、岩手県盛岡市に本店を置く地方銀行です。1932年に設立され、岩手県内を中心に個人・法人・地方公共団体向けの金融サービスを展開しています。

岩手県内に強い営業基盤を持ち、預金、融資、住宅ローン、資産運用、事業承継支援などを幅広く扱う地域金融機関です。

2026年3月31日現在の総資産は3兆9,063億円、預金・譲渡性預金は3兆4,638億円、貸出金は2兆3,237億円です。店舗数は110カ所で、本支店108カ所、出張所2カ所となっています。

岩手銀行の特徴

岩手銀行は、昭和初期の金融不安のなかで岩手県内の金融秩序を立て直す目的から設立された歴史を持ちます。その後は、地域社会の発展への貢献を経営の重要な柱として、県内企業や住民、地方公共団体を支えてきました。

現在は、預金や融資といった従来型の銀行業務だけでなく、創業支援、経営改善、事業承継、M&A、人材紹介、地域活性化など、企業の経営課題を支援するサービスにも力を入れています。

個人向けには、普通預金・定期預金、住宅ローン、カードローン、投資信託、保険、相続関連サービスなどを提供しています。店舗での相談に加え、インターネットバンキングやスマートフォン向けサービスも利用できます。

普通預金と定期預金の金利

岩手銀行の円預金金利は市場金利の動向などに応じて変更されます。2026年8月15日に岩手銀行公式サイトで確認した最新掲載金利(適用開始日:2026年7月27日)は次のとおりです。

預金商品 期間 年利(税引前)
普通預金0.300%
スーパー定期1カ月0.335%
スーパー定期3カ月0.350%
スーパー定期6カ月0.350%
スーパー定期1年0.400%
スーパー定期2年0.400%
スーパー定期3年0.500%
スーパー定期4年0.500%
スーパー定期5年0.600%

上記は代表的な金利です。預入金額、預入期間、単利・複利の違い、キャンペーンの有無などによって適用条件が異なる場合があります。実際に預け入れる前に、岩手銀行の公式サイトまたは窓口で最新金利を確認してください。

定期預金は原則として満期まで預ける商品です。中途解約すると、当初の約定金利より低い中途解約利率が適用されることがあります。

イーハトーヴ支店とデジタル専用店舗

岩手銀行には、インターネット上の支店として「イーハトーヴ支店」と「ソラ支店」がありますが、2026年8月15日時点では役割が異なります。

イーハトーヴ支店は、普通預金口座の新規開設受付を終了しており、定期預金についても一部受付中止の商品があります。既存利用者向けのサービスは継続していますが、新規口座開設の中心となる支店ではありません。

一方、2025年3月に開設された「ソラ支店」は、店舗や窓口を持たないデジタル専用店舗です。いわぎんアプリから新たに口座開設する個人が対象で、印鑑レス・スマート通帳を基本とし、ATM、インターネットバンキング、いわぎんアプリなどを利用して取引します。

新たにデジタル口座を開設する場合は、イーハトーヴ支店ではなくソラ支店の利用条件を確認するのが現在の基本です。

ただし、インターネット支店やデジタル専用店舗では、一般店舗とは取扱商品、申込条件、利用可能な手続きが異なる場合があります。口座開設前に商品概要や利用規定を確認してください。

《いわぎん》サマーキャンペーン2026

2026年8月15日確認時点では、《いわぎん》サマーキャンペーンが実施されています。キャンペーン期間は2026年6月15日から8月31日までです。

いわぎんアプリを登録済み、または新規登録した人が、窓口、ATM、ソラ支店を含むインターネットバンキングで、1年もの自動継続式スーパー定期預金を10万円以上新規に預け入れると、自動的に抽選対象となります。

抽選で390名に現金が当たり、内訳は10万円が3名、5万円が7名、1万円が30名、3,000円が350名です。預入額10万円ごとに1口が付与され、500万円以上の預入れでは100口となります。1人最大100口です。

このキャンペーンは金利上乗せ型ではなく、懸賞型です。適用金利は店頭表示金利で、イーハトーヴ支店での取引や相続定期預金などは対象外です。

岩手銀行を利用するメリット

岩手県内で店舗や相談窓口を利用しやすい

岩手県内を中心に営業拠点を持つため、対面で預金、住宅ローン、相続、資産運用などを相談したい人に向いています。

地域企業や地方公共団体とのつながりが強い

地域密着型の銀行として、個人向けサービスだけでなく、地元企業の資金調達や経営支援にも取り組んでいます。

店舗とデジタルサービスを使い分けられる

窓口やATMに加え、インターネットバンキング、イーハトーヴ支店、ソラ支店など、非対面サービスも利用できます。

預金保険制度の対象

岩手銀行の普通預金や定期預金などは、預金保険制度の対象です。一般預金等は、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。1,000万円を超える部分は預金保険制度による保護の対象外となり、破綻した金融機関の財産状況に応じて支払われます。

岩手銀行を利用するときの注意点

営業基盤は岩手県内が中心

岩手県外にも店舗はありますが、全国規模の都市銀行やネット銀行と比べると、店舗網は限られます。転居や出張が多い人は、提携ATMの場所や手数料を確認しておきましょう。

定期預金金利が常に最高水準とは限らない

地方銀行として対面サービスや地域での利便性に強みがありますが、金利だけを比較すると、ネット銀行や期間限定キャンペーンの方が高い場合があります。

ATM手数料や振込手数料は利用条件で変わる

利用するATM、曜日、時間帯、口座の取引状況などによって手数料が異なります。日常的に使うATMと優遇条件を確認してから口座を選ぶと安心です。

岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館は、かつて盛岡銀行本店として建てられ、その後、岩手銀行の店舗として2012年まで使用された歴史的建造物です。設計には東京駅の設計者として知られる辰野金吾が関わっています。

建物は国の重要文化財に指定されており、2016年から一般公開施設として利用されています。現在は観光施設としてだけでなく、多目的ホールでのイベントなどを通じて地域のにぎわいづくりにも活用されています。

岩手銀行が向いている人

岩手銀行は、次のような人に向いています。

・岩手県内で店舗やATMを利用する機会が多い人

・預金だけでなく住宅ローン、相続、資産運用などを対面で相談したい人

・地元の地方銀行を生活口座や事業用口座として利用したい人

・店舗とインターネット取引を使い分けたい人

一方、定期預金金利の高さを最優先する人は、岩手銀行だけで決めず、ネット銀行や他の地方銀行の金利も比較するとよいでしょう。

岩手銀行の基本情報

銀行名:株式会社岩手銀行

設立:1932年5月2日

本店所在地:〒020-8688 岩手県盛岡市中央通1-2-3

電話:019-623-1111(代表)

資本金:120億8,900万円

店舗数:110カ所(本支店108、出張所2)

総資産:3兆9,063億円

預金・譲渡性預金:3兆4,638億円

貸出金:2兆3,237億円

銀行コード:0123

SWIFTコード:BAIWJPJT

※会社概要の数値は2026年3月31日現在です。

岩手銀行に関するよくある質問

岩手銀行は全国から口座を開設できますか?

店舗口座とインターネット支店・デジタル専用店舗では、申込可能地域や条件が異なる場合があります。最新の申込条件を公式サイトで確認してください。

岩手銀行の定期預金は安全ですか?

岩手銀行は預金保険制度に加入しています。一般預金等は、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。1,000万円を超える部分は預金保険制度による保護の対象外となり、破綻した金融機関の財産状況に応じて支払われます。

定期預金は途中で解約できますか?

原則として中途解約は可能ですが、当初の約定金利ではなく、所定の中途解約利率が適用されることがあります。

岩手銀行は金利だけで選ぶ銀行ですか?

金利だけでなく、岩手県内の店舗網、相談体制、住宅ローン、相続、事業支援などを含めた総合的な利便性に強みがあります。

まとめ

岩手銀行は、岩手県を中心に強い営業基盤を持つ地方銀行です。地域内での店舗・ATMの利便性や対面相談に加え、イーハトーヴ支店やソラ支店などのデジタルサービスも拡充しています。

定期預金を利用する際は、表示金利だけでなく、預入期間、中途解約条件、ATM・振込手数料、キャンペーンの有無まで比較することが大切です。2026年8月15日確認時点では、1年もの自動継続式スーパー定期預金を対象とした懸賞型の《いわぎん》サマーキャンペーンが8月31日まで実施されています。

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