銀行は私達の生活には欠かせない金融機関です。有名なところでは、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行、セブン銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、SBI新生銀行、ソニー銀行などがすぐに思い浮かびます。銀行にはさまざまな種類があり、都市銀行、地方銀行、第二地方銀行、信託銀行、インターネット銀行などに分かれています。
一口で銀行の利用と言っても、多岐にわたります。定期預金や積立預金などの貯蓄の他に、電気やガスなどの光熱費の支払い、さらには年金や給与の受け取りが一つの口座でできてしまう普通預金口座もあります。銀行にはこのような利便性があるために、多くの人々に利用されている金融機関です。ちなみに銀行に似た金融機関には、信用金庫や信用組合などもあります。これらの金融機関の方が地域社会との関係性は密になっています。
銀行は店舗窓口で口座開設をした時点から、様々な取引ができるようになります。たとえば、資金を口座に入金すると、その口座が普通預金なら自動的に貯金をすることになります。普通預金は流動性の高い口座なので、入金後も自由に資金の出し入れができます。インターネット銀行では口座開設の申込みはインターネット経由で可能ですが、実際に口座が開設されるまでには数日から数週間を要します。
通常、銀行へ入金や出金をする場合には、自分が利用している銀行のATMやその銀行が提携しているATM(コンビニATMなど)で行います。自行の銀行ATMから口座へ入金するだけなら、ATMの利用手数料は無料です。提携ATMを利用する場合は銀行によりますが、条件付きで入出金手数料が無料になる場合が多いです。
さらに銀行は大きく分けて、店舗のある銀行とネット専業銀行に分かれます。インターネットの普及によって、2000年(平成12年)に誕生したのがインターネット専業銀行です。通称ではネット銀行やネットバンクとも呼ばれています。預金の金利が普通銀行より高く、多くの人々に利用されています。ただし普通銀行での取引では起こらない、ネット特有の不正送金、フィッシング詐欺などが問題になっており、セキュリティ対策が課題です。