定額自動入金サービスとは、他の金融機関にある自分名義の口座から、毎月決まった金額を自動的に引き落とし、利用する銀行の普通預金口座へ入金するサービスです。
給与受取口座から貯蓄用のネット銀行へ毎月資金を移したい場合や、住宅ローン・積立投資・定期預金の資金を定期的に準備したい場合に便利です。
一般に利用手数料は無料ですが、最低金額、引落日、入金日、登録件数、対象金融機関は銀行ごとに異なります。
定額自動入金サービスの条件は銀行によって異なります。利用手数料だけでなく、最低金額、登録件数、選択できる引落日、入金までの日数、対象金融機関を確認して利用しましょう。
振込ではなく口座振替の仕組みを利用するため、引落日と入金日は同じ日ではありません。
定額自動入金サービスは、原則として引落口座と入金口座が同一名義である必要があります。
家族への仕送り、家賃、会費、取引先への支払いなど、他人名義口座への送金には利用できません。
他人名義口座へ毎月送金したい場合は、定額自動振込・自動送金など別のサービスを利用します。
| 比較項目 | 定額自動入金 | 定額自動振込 |
|---|---|---|
| 資金の方向 | 他行の自分名義口座から取り寄せる | 自分の口座から指定先へ送る |
| 名義 | 原則として同一名義 | 他人名義へも送金可能 |
| 主な用途 | 貯蓄・投資・返済資金の準備 | 家賃・仕送り・会費など |
| 手数料 | 無料の場合が多い | 振込手数料がかかる場合がある |
| 反映速度 | 引落しから数営業日後 | 指定日に振込処理 |
住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、イオン銀行、大和ネクスト銀行などの代表的なサービスでは、利用手数料は無料です。
他行宛振込を毎月行う場合と比べて、振込手数料を節約できます。
ただし、すべての金融機関・すべての関連サービスが無料とは限りません。定額自動振込や組戻しなどには手数料がかかる場合があります。
多くの銀行では、1契約当たり1万円以上から設定します。
設定単位、上限額、登録件数は銀行ごとに異なります。
定額自動入金では、他行口座から資金が引き落とされた後、入金先の普通預金へ反映されるまで数営業日かかります。
引落し後から入金までの間は、どちらの口座の利用可能残高にも含まれない期間が生じる場合があります。
支払日や返済日の直前ではなく、余裕のある引落日を設定してください。
| 銀行 | 主な引落日 | 入金時期 |
|---|---|---|
| 住信SBIネット銀行 | 毎月5日または27日 | 所定の入金日。年間スケジュールで確認 |
| auじぶん銀行 | 毎月6日または26日 | 原則4営業日後 |
| イオン銀行 | 毎月6日または23日 | 原則5営業日後 |
| 大和ネクスト銀行 | 毎月6日または27日 | 所定の入金日 |
※休日・年末年始・システム日程により変動します。必ず各銀行の最新年間スケジュールをご確認ください。
auじぶん銀行では、毎月6日または26日を引落日として選択できます。
引落日から、土日祝日・年末年始を除く4営業日後に普通預金へ入金されます。
1回の設定金額は1万円以上です。
イオン銀行の自動入金サービスでは、毎月6日または23日に本人名義の他行口座から引き落とします。
入金は原則として5営業日後で、1万円以上から設定できます。
住宅ローン返済、口座振替、積立式定期預金、投信自動積立などの資金準備に利用できます。
住信SBIネット銀行では、他行の本人名義口座から毎月自動で入金できます。
利用手数料は無料で、住宅ローン返済、デビットカード、外貨積立、投資信託などの資金準備に利用できます。
引落日・入金日・申込期限は年度ごとのスケジュールで確認します。
大和ネクスト銀行では、「資金お取寄せサービス」という名称で提供しています。
本人名義の他行口座から毎月一定額を口座振替で引き落とし、大和ネクスト銀行の円普通預金へ入金します。
月1万円以上から設定でき、利用手数料は無料です。
申込みは、資金を受け取る側の銀行のインターネットバンキングやアプリから行います。
一般的な手順は次のとおりです。
申込後、すぐ次の引落日から開始されるとは限りません。
多くの銀行では、初回引落日の数営業日前までに契約を完了する必要があります。
変更・解約にも締切があり、締切後の手続きは翌月分から反映される場合があります。
メガバンク、地方銀行、ネット銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫、労働金庫などを登録できる場合があります。
ただし、すべての金融機関・支店・口座種別が対象ではありません。
申込前に、入金先銀行が公表する「利用可能金融機関一覧」を確認してください。
銀行によっては、引落先金融機関のインターネットバンキング契約が必要です。
旧姓・新姓、カナ表記、法人名、屋号、家族名義などが一致しない場合、登録できないことがあります。
氏名変更後は、両方の銀行で名義変更を完了してから登録し直してください。
引落日に口座残高が不足していると、引落しは実行されません。
一部だけ引き落とすことは通常できず、再引落しも行われない場合が多いため、その月は入金されません。
返済やカード引落しに使う場合は、定額自動入金だけに頼らず、入金先口座の残高を確認してください。
引落口座から資金が減った後、入金先口座へ反映されるまで数営業日かかります。
その間、振込・ATM出金・口座振替などに利用できません。
大型連休や年末年始には、通常より日数が長くなる場合があります。
定額自動入金は、毎月同じ時期に同じ金額を移すサービスです。
急ぎの資金移動、金額が毎月変わる送金、1回限りの入金には、通常振込やことら送金の方が適しています。
定額自動入金で普通預金へ資金を集め、その後に定期預金へ預け入れる方法があります。
銀行によっては、積立式定期預金や自動積立と組み合わせられます。
ただし、普通預金へ入金された時点で自動的に定期預金になるとは限りません。
相場変動や返済に関わる資金は、入金日を十分に前倒ししてください。
入金先銀行が定額自動振込にも対応していれば、他行の本人名義口座から資金を取り寄せ、その後に家賃・仕送りなどを自動送金できます。
ただし、入金日より前に振込日を設定すると残高不足になるため、日程に余裕を持たせてください。
定額自動振込には他行宛振込手数料がかかる場合があります。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 名義 | 引落口座と入金口座が同一名義か |
| 対象金融機関 | 引落先として登録可能か |
| 最低金額 | 1万円以上などの条件 |
| 登録件数 | 何契約まで登録できるか |
| 引落日 | 選べる日と休日の取扱い |
| 入金日 | 何営業日後に反映されるか |
| 残高不足 | 再引落しの有無 |
| 変更期限 | 金額・日付・解約の締切 |
代表的な銀行では無料ですが、利用銀行の最新手数料をご確認ください。
原則としてできません。引落口座と入金口座は同一名義である必要があります。
されません。通常は4〜5営業日程度など、銀行所定の日数がかかります。
再引落しされない場合が多く、その月の入金は行われません。
変更できますが、次回引落しへ反映するための締切があります。
異なります。定額自動入金は自分名義の他行口座から取り寄せ、定額自動振込は指定先へ送金します。
通常は普通預金へ入金されます。定期預金への預入は別途手続きするか、積立商品と組み合わせます。
土日祝日、年末年始、金融機関休業日を除いた営業日で計算するためです。
定額自動入金サービスは、他行の本人名義口座から、毎月一定額を自動で取り寄せるサービスです。
手数料無料で資金移動を自動化できる一方、引落日から入金まで数営業日かかり、残高不足時には入金されない点に注意が必要です。
銀行ごとに最低金額、引落日、入金日、登録件数、対象金融機関が異なります。最新の年間スケジュールを確認し、貯蓄・投資・返済日より余裕を持って設定しましょう。
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