金利の情報は、各金融機関の公式サイトで詳細がわかります。また金利とともに、それぞれの商品の特徴も紹介されています。代表的なものとしては、普通預金や定期預金、大口定期預金、貯蓄預金などがあげられます。これらの資産運用に役立つ預金商品を選ぶ際には、事前にしっかりと内容の確認をしておきたいです。
金利が高い金融機関というと、住信SBIネット銀行やセブン銀行、イオン銀行、楽天銀行、ソニー銀行などに代表されるインターネット専業銀行が一番に思い浮かびます。また、SBI新生銀行のように店舗の少なさをネット取引でカバーして全国規模での取引を行っている銀行も、高い金利の預金商品を提供しています。
逆に、三菱UFJ銀行やみずほ銀行などのような大手都市銀行の預金金利は低いままです。ネット専業銀行とは異なり、店舗も多く人件費もかかるため、預金金利を高くするなどといったサービスの提供が難しいからです。
預金金利の高低を確認するには、市場金利(無担保コール翌日物)をチェックします。市場金利は金融機関同士が資金の貸し借りをするための金利です。この市場金利よりも高い金利の預金商品を金融機関が発売した場合、有利な商品といえます。しかし、市場金利よりもあえて高い金利をつける理由が銀行の経営不振という場合もありえるので、銀行の格付けなども参考にしたいです。