普通預金は基本となる預金口座であり、流動性の高さからさまざまな決済に利用されます。
普通預金は金融機関(銀行)との取引で基本になる口座です。普通預金はメガバンクはもちろんのこと、インターネット銀行などでも口座開設すると必ず利用します。しかし多くの金融機関では、普通預金のみを利用するよりも普通預金を含む総合口座を利用します。
総合口座とは、普通預金と定期預金の二つが一つになった口座です。また銀行にもよりますが、さらに積立預金や貯蓄預金がセットになっているケースもあります。
通常、普通預金は口座にあるお金を自由に引き出せます。その流動性の高さから貯蓄のための口座というよりも、給料や年金や配当金などの受取口座として、さらに光熱費の引き落とし、家賃や携帯電話やクレジットカードの自動振替口座にも利用されています。
また、普通預金は定期預金よりも金利が低いです。けれども最近では、あおぞら銀行BANKやイオン銀行などのインターネット銀行などにおいて、定期預金並みの高い金利の普通預金が提供されています。
そして普通預金も定期預金と同じように預金保険制度の保護の対象です。そのため一人あたり元本1,000万円までとその利息は、利用している金融機関が万が一破綻しても保護されます。
また、普通預金の中には無利息型の口座もあり「決済性普通預金」と言われます。そして当座預金と同様に元本が1,000万円を超えても預金保険制度により全額が保護されます。