金融商品とは銀行などの金融機関が発売している商品のことです。銀行の普通預金や定期預金なども金融商品です。
様々にある金融商品は、その種類によって区分けがされています。たとえば、普通預金や貯蓄預金のような、いつでも自由に出金できる預金商品のことを「流動性商品」といいます。それに対して、一定の期間は出金できませんが、そのぶん金利が高く設定されている定期預金などを「定期性商品」といいます。
金融商品をひとつひとつ見ていくと、その性質の違いがよくわかります。金融商品を利用する際には、このような商品の性格をしっかり把握したいです。
金融商品を利用するには、まず適切な商品を選ぶことが大切です。そのためには、金融商品を選ぶ目的を明確にすることです。何のためにお金を殖やすのか?老後のためか?海外旅行に行くためか?結婚や子供の養育費を蓄えるためか?など、なぜお金を貯める必要があるのかを具体化すると金融商品は選びやすくなります。
お金を貯める目的が決まったら、次に期間を決めます。短期間でお金を貯める必要があるのなら、利益は少ないけれども確実に貯められる定期性商品を利用するのも一つの方法です。