定期預金は銀行などの金融機関が取り扱う預金であり、一定期間引き出せないことを条件にして高めの金利が提供されています。定期預金の金利は通常、普通預金よりも高く設定されていて、おもに貯金をするために利用される預金商品です。
現状では定期預金が満期になって支払われる利息は微々たるものです。そのため定期預金に預金をして多くの利息を得るというよりは、元本割れをしないでお金を保全する手段の一つとも見なされています。
定期預金、満期前に解約をすると中途解約利率が適用されて利息が減りますが、元本割れはしません。そして、もし金融機関が破綻しても預金保険制度(ペイオフ)の適用で、1,000万円までの元本とその利息分は保護される預金商品です。
定期預金に預けるタイミングについては、金融機関がキャンペーンを行っている時が有利です。とくにインターネット専業銀行などでは、一年中何かしらのキャンペーンを開催しているので、その金利アップのタイミングで預けるのが定石(セオリー)です。またキャンペーンなどを考えないで、入出金をしやすい近場の金融機関を選ぶのも一つの方法です。
金融機関によっては、顧客が利用している銀行取引をポイント化しています。そして高いポイントをためている顧客には様々な特典が用意されています。たとえば、ATM手数料が規定回数まで無料になったり、定期預金の金利アップのサービスが受けられたりします。