金融機関の定期預金

銀行や信用金庫の定期預金は、同じ「1年もの」であっても、金融機関、申込方法、預入金額、キャンペーン、利用条件によって金利が大きく異なります。

2026年は預金金利の見直しが相次いでおり、通常支店よりもインターネット支店や期間限定商品に高い金利が設定される例が増えています。

一方で、高金利の商品には、預入上限、新規資金限定、新規口座開設者限定、初回満期まで、地域制限などの条件が付くことがあります。

このページでは、金融機関の定期預金を選ぶときの基本、商品タイプ、注意点を整理したうえで、各銀行・信用金庫の個別ページをご案内します。

定期預金を比較するときの6つのポイント

比較項目確認する内容
金利年利、税引前か税引後か、初回満期後の金利
預入期間1カ月、6カ月、1年、3年、5年など
預入金額最低金額、1口当たりの上限、1人当たりの上限
利用条件新規資金、年金受取、退職金、相続金、NISA、地域制限など
満期後自動解約、元金継続、元利金継続、通常金利への切替え
中途解約中途解約利率、一部解約の可否、手続方法

定期預金の主な種類

スーパー定期

多くの銀行や信用金庫で扱われている基本的な定期預金です。一般に、300万円未満をスーパー定期、300万円以上1,000万円未満をスーパー定期300として扱います。

大口定期預金

1,000万円以上の資金を対象とする商品です。以前は預入金額によって金利差が大きい商品もありましたが、現在はスーパー定期と同じ金利を設定する金融機関もあります。

インターネット支店専用定期預金

通帳や店舗窓口を使わず、アプリやインターネットバンキングで取引する商品です。

店舗運営コストを抑えられるため、通常支店より高い金利が設定される場合があります。

キャンペーン定期預金

期間限定で金利を上乗せする商品です。新規資金限定、募集総額到達で終了、初回満期までなどの条件を確認する必要があります。

退職金・相続金向け定期預金

退職金や相続金を受け取ってから一定期間内の人を対象に、通常の店頭表示金利へ上乗せする商品です。確認書類と最低預入金額が定められています。

年金受給者向け定期預金

公的年金の受取口座を指定している人や、受取予約をした人に金利を上乗せする商品です。

積立式定期預金

毎月一定額を普通預金から自動振替し、将来の目的に向けて計画的に貯める商品です。

預入期間の選び方

預入期間向いている人注意点
1カ月〜6カ月短期間だけ運用したい人長期商品より金利が低い場合がある
1年金利と資金拘束のバランスを重視する人キャンペーン商品が多く比較しやすい
2年〜3年当面使わない資金を運用したい人金利上昇時に乗り換えにくい
5年以上長期間使わない資金を固定金利で運用したい人中途解約の可能性を慎重に考える

金利だけで選ばないことが大切

定期預金は、満期まで預けることを前提とした商品です。高い金利が設定されていても、途中で解約すると当初の金利が適用されず、受取利息が大幅に減ることがあります。

生活費、税金、医療費、近いうちに使う予定のある資金は、普通預金などへ残しておきましょう。

また、期間限定商品の優遇金利は初回満期までで、自動継続後は通常金利へ切り替わる例が多くあります。

単利と複利の違い

1年以内の定期預金は単利型が一般的です。単利では、預け入れた元金に対して利息が付きます。

3年ものや5年ものでは、6カ月複利型を選べる商品があります。複利では、一定期間ごとに利息を元金へ組み入れ、その合計額に次の利息が付きます。

同じ金利であれば、預入期間が長いほど複利の効果が大きくなります。

預金保険制度

日本国内に本店のある銀行や信用金庫などの円普通預金・円定期預金は、原則として預金保険制度の対象です。

1金融機関につき、預金者1人当たり元本1,000万円までと、破綻日までの利息が保護されます。

同じ金融機関の本店、通常支店、インターネット支店にある対象預金は合算されます。複数支店へ分けても、保護上限は増えません。

1,000万円を超える資金を安全性重視で預ける場合は、複数の金融機関へ分散する方法があります。

金融機関別の定期預金

銀行の定期預金

金融機関主な特徴
オリックス銀行の定期預金インターネット取引を中心とした定期預金
横浜銀行の定期預金通常定期、キャンペーン、地域利用者向け商品
ソニー銀行の定期預金円定期預金と期間限定金利
イオン銀行の定期預金店舗・インターネットで利用できる定期預金
ローソン銀行の定期預金ATMネットワークを持つ銀行の定期預金
関西みらい銀行の定期預金通常定期と条件付き優遇商品
トマト銀行の定期預金通常支店とももたろう支店の商品を比較
愛媛銀行の定期預金通常支店、退職金、年金、相続向け商品
西日本シティ銀行の定期預金通常定期、退職金、相続金、年金、NISA向け商品

銀行のインターネット支店

金融機関・支店主な特徴
静岡銀行インターネット支店の定期預金インターネット支店専用商品
愛媛銀行「四国八十八カ所支店」の定期預金金額別の高金利商品と新規口座開設限定商品
香川銀行「セルフうどん支店」の定期預金超金利・豪華金利・宝くじ付き商品
中京銀行「なごやめし支店」の定期預金インターネット支店専用商品
大光銀行「えちご大花火支店」の定期預金正三尺玉定期とスターマイン定期
秋田銀行「あきぎんこまち支店」の定期預金短期から5年まで選べる専用定期
高知銀行「よさこいおきゃく支店」の定期預金100万円までの商品と長期商品
あおぞら銀行「BANK」の定期預金BANK The 定期と普通預金の比較
鳥取銀行「とっとり砂丘大山支店」の定期預金100万円・300万円・500万円の定額商品
北都銀行「あきたびじん支店」の定期預金1年・3年・5年の専用商品
福井銀行「ジュラチック王国支店」の定期預金現在は新規口座開設停止
広島銀行「ひろぎんカープ支店」の定期預金通常定期、積立定期、終了済み応援商品を解説

信用金庫のインターネット支店

信用金庫・支店主な特徴
岡崎信用金庫「おかしんインターネット支店」の定期預金IB専用定期と期間限定商品
大阪シティ信用金庫「夢ふくらむ支店」の定期預金インターネット支店専用商品
豊田信用金庫「とよしんインターネット支店」の定期預金常設定期と周年記念商品
碧海信用金庫「スマイルネット支店」の定期預金愛知県内居住・勤務者向け商品
西尾信用金庫「インターネット支店 茶々っと」の定期預金期間限定の高金利商品
しずおか焼津信用金庫「しずしんインターネット支店」の定期預金常設定期とプレミアム商品
瀬戸信用金庫「インターネット支店」の定期預金インターネット支店専用商品

金融機関の定期預金を選ぶ手順

  1. 満期まで使わない金額を決める
  2. 預入期間を決める
  3. 通常支店とインターネット支店を比較する
  4. 期間限定商品と利用条件を確認する
  5. 中途解約利率と満期後の金利を確認する
  6. 同一金融機関の預金総額を確認する

よくある質問

定期預金はどの金融機関でも同じですか?

同じではありません。金利、預入期間、最低金額、中途解約、申込方法、キャンペーン条件が異なります。

インターネット支店は安全ですか?

銀行法や信用金庫法に基づく金融機関の支店であり、対象となる円預金は預金保険制度の対象です。ただし、フィッシング詐欺などへのセキュリティ対策は必要です。

最も高い金利の商品を選べばよいですか?

金利だけでなく、預入上限、利用条件、中途解約、満期後の金利、資金を使う時期を確認してください。

同じ銀行の複数支店へ分けると保護額は増えますか?

増えません。同じ金融機関の対象預金は支店を問わず合算されます。

まとめ

金融機関の定期預金を比較するときは、金利だけでなく、預入期間、預入金額、利用条件、中途解約、満期後の金利を確認することが大切です。

通常支店より高金利の商品を探す場合は、インターネット支店、期間限定商品、退職金・相続金・年金などの条件付き商品を確認しましょう。

一方、生活費や近いうちに使う予定の資金は定期預金へ預けず、普通預金などへ残しておくことが基本です。

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