「セルフうどん支店」は香川銀行のインターネット支店です。
香川銀行の通常支店と違ってインターネットバンキングやテレホンサービスによる取引に特化しており、日本国内に居住する満18歳以上の個人ならば誰でも利用できます。
さらに「セルフうどん支店」限定の高い金利の定期預金を取扱っており、「宝くじトッピング定期預金」「金利トッピング定期預金」「超金利トッピング定期預金」を利用できます。
香川銀行の「セルフうどん支店」では、インターネットバンキングやテレホンサービスで定期預金を口座開設できます。
インターネットバンキングやテレホンサービスは場所を選ばず「セルフうどん支店」と取引できるサービスで、とくにインターネットバンキングは24時間いつでも取引できるため、好きなときに定期預金の口座開設ができます。
ただし、インターネットバンキングは事前に「香川銀行インターネットバンキング・モバイルバンキングご利用開始のお知らせ」という書類を参考に初回利用登録を済ませる必要があります。
テレホンサービスも「香川銀行テレホンサービスご契約者情報」や「ご利用の手引き」という書類に従って取引をします。
「セルフうどん支店」の定期預金を口座開設するには、まず「セルフうどん支店」専用の普通預金を口座開設します。
普通預金はインターネット、テレホンサービス、香川銀行アプリという3種類の方法で口座開設できます。
たとえばインターネットの場合は、「セルフうどん支店」のホームページから口座開設を申込めます。口座開設を申込むと申込書や共通印鑑届などの必要書類がプリントアウトできるため、それらに署名捺印して本人確認書類を添えて「セルフうどん支店」まで郵送すれば、キャッシュカードが届きます。
一方のテレホンサービスは、電話窓口で口座開設ガイドキットを請求し、届いた口座開設ガイドキットに従って必要書類を郵送するとキャッシュカードが届きます。
このようにインターネットやテレホンサービスで普通預金を口座開設する場合は、必要書類を郵送する必要がありますが、香川銀行アプリで口座開設する場合は本人確認書類をアップロードするだけで口座開設手続きを終えられます。
香川銀行アプリは必要書類を郵送する手間がない分、インターネットやテレホンサービスよりも早くキャッシュカードが届きます。
しかし、香川銀行アプリでは定期預金の口座開設ができないため、定期預金を口座開設する際はインターネットバンキングやテレホンサービスを利用しなければなりません。
香川銀行の「セルフうどん支店」では、インターネットバンキングやテレホンサービスで定期預金を取引できます。
とくにインターネットバンキングは、パソコンやスマートフォンから「セルフうどん支店」と取引できるサービスです。メンテナンス時を除いて24時間いつでも取引を受け付けています。
さらに定期預金の取引だけではなく、残高照会や入出金明細照会、振込振替などの取引もできるため、資産管理や資金移動などの様々な用途で活用できます。
インターネットバンキングで「セルフうどん支店」の定期預金を口座開設する際は、まず開設する定期預金の種類、預入金額、預入期間、満期時の取扱い方法を決めます。
「セルフうどん支店」では、「宝くじトッピング定期預金」「金利トッピング定期預金」「超金利トッピング定期預金」の3種類の定期預金を利用できるため、事前にそれぞれの商品概要説明書や金利情報を確認して、口座開設する定期預金を決めておきましょう。
また、預入金額や預入期間に応じて満期日に受け取る利息も違ってくるため、預入金額や預入期間も慎重に決めたいです。
口座開設した定期預金は、いつでもインターネットバンキングで口座情報を照会できます。
口座情報とは、定期預金の種類や金利、預入金額や預入期間、満期時の取扱い方法、預入日や満期日などのことです。
定期預金は預入期間が長いことが多いため、利用中に預入内容を忘れてしまいがちですが、インターネットバンキングで照会すれば預入内容を確認できます。
インターネットバンキングでは、利用中の定期預金の中途解約や解約予約もおこなえます。
中途解約とは満期日を待たずに定期預金を解約することで、預けたお金をすぐに払い戻せます。
しかし、中途解約すると約定利率(最初に約束した利率のこと)ではなくて中途解約利率という専用の金利が適用されて利息がかなり少なくなるので、注意が必要です。
もう一方の解約予約とは、定期預金を満期日をもってして解約すると予約をすることです。
満期時の取扱い方法を自動継続にしている定期預金も、解約予約することで満期解約に切り替えられます。
さらに満期解約は中途解約と違って約定利率が適用されるため、受け取る利息が減りません。
「宝くじトッピング定期預金」は、香川銀行のセルフうどん支店限定で提供されている定期預金です。
その名の通り口座開設すると宝くじが付いてくる定期預金で、預入金額に応じて最低でも30枚(3年間)のジャンボ宝くじを受け取れます。
宝くじが付いてくる定期預金は、香川銀行のセルフうどん支店以外にも一部の金融機関が取扱っており、たとえばスルガ銀行やしずぎんインターネット支店などが類似商品を提供しています。
金融機関によって、預入金額や預入期間、宝くじの枚数などは異なります。
セルフうどん支店の「宝くじトッピング定期預金」は、預入金額200万円以上、預入期間3年という預入条件です。
ちなみに他の金融機関の類似商品なら、しずぎんインターネット支店の宝くじ付き定期預金は、預入金額150万円以上で預入期間3年です。そしてスルガ銀行のジャンボ宝くじ付き定期預金は、預入金額100万円以上で預入期間3年です。
「宝くじトッピング定期預金」よりも少ない金額から預けられます。
セルフうどん支店の「宝くじトッピング定期預金」は、預入金額に応じて受け取れる宝くじの枚数が決まります。
たとえば、預入金額200万円以上だと受け取れる宝くじは年間10枚ですが、預入金額400万円以上だと年間20枚、預入金額600万円以上だと年間30枚という風に、預入金額が200万円増えるごとに受け取れる宝くじも10枚ずつ増えていきます。
セルフうどん支店の「宝くじトッピング定期預金」の金利は、預入金額に関係なく年0.002%です(2022年3月17日現在)。
セルフうどん支店の他の定期預金に比べると金利は低いです。しかし、万が一宝くじが当選すると利息を上回る当せん金が獲得できます。
香川銀行のセルフうどん支店の「金利トッピング定期預金」は、一般的な定期預金よりも適用金利が優遇されています。
他の金融機関の金利が高い定期預金は、利用条件や預入条件にしばしば制限がありますが、「金利トッピング定期預金」はセルフうどん支店の総合口座を所有している個人利用者ならば誰でも口座開設ができます。
預入条件も預入金額10万円以上、預入期間1年、2年、3年、5年と自由度があります。
セルフうどん支店の「金利トッピング定期預金」は、預入期間に応じて金利が決まります。
たとえば、預入期間が1年と2年では金利が年0.100%です。そして預入期間が3年と5年では年0.120%です(2022年3月17日現在)。
このように預入期間が長くなるにつれて金利も高くなる傾向があるので、金利を重視するなら預入期間を長期にしたいです。
ただし「金利トッピング定期預金」は中途解約しない限り満期日まで預金を引き出せません。
したがって口座開設をする場合には、使う予定のない余裕資金を預けたいです。
セルフうどん支店の「金利トッピング定期預金」は、預入期間によって利息の計算方法が異なります。
具体的には、預入期間が1年・2年だと単利型です。そして、預入期間が3年・5年だと複利型で利息が計算されます。
単利型とは、元金だけに利息が付く計算方法です。複利型とは、定期的に元金へ利息を組み込みながら、新たな利息を計算していく計算方法です。
「金利トッピング定期預金」には複利型があります。
複利型は元金に利息を組み込んでそれを新しい元金にするために、受け取る利息がより増えやすいです。
そのため預入期間を3年や5年に設定して複利型で利息が計算されるようにするのも、一つの運用の方法です。
「金利トッピング定期預金」には、いくつかの注意点もあります。
たとえば、満期日の前に中途解約をすると約定利率よりも低金利な中途解約利率が適用される点や、預金通帳や証書が発行されない点などです。
もっとも、中途解約せずに満期解約すれば約定利率が適用されますし、預金通帳や証書がなくてもインターネット・モバイルバンキングやテレホンサービスで残高照会や取引明細照会は行えます。
香川銀行のセルフうどん支店の「超金利トッピング定期預金」は、「金利トッピング定期預金」よりもさらに高い金利水準となっています。
具体的には「超金利トッピング定期預金」の金利は年0.150%です(2022年3月17日現在)。
そのため金利を重視するのなら、「超金利トッピング定期預金」を選ぶのも一法です。
ただし「超金利トッピング定期預金」の金利は、初回満期日以降は「金利トッピング定期預金」の金利が適用されます。
ですので自動継続する場合は、初回満期日を境に適用金利が下がります。
セルフうどん支店の「超金利トッピング定期預金」は、預入金額が10万円以上〜100万円までで、預入期間は1年です。
このように預入金額の上限が低くて、少額の資産運用に特化しているのが特徴です。
口座開設のときに設定できる満期時の取扱い方法が自動継続(元金継続または元利継続)なので、インターネットバンキングやテレホンサービスで解約予約手続きをしない限りは、自動継続しながら長期運用することになります。
このように金利水準が高い「超金利トッピング定期預金」ですが、預入金額の上限は少ないです。ですので、もし100万円以上の余裕資金がある場合には、他の定期預金も検討したいです。
それというのも、セルフうどん支店では「金利トッピング定期預金」や「宝くじトッピング定期預金」も取扱っており、どちらも多額の資金を預けられます。
「金利トッピング定期預金」は「超金利トッピング定期預金」よりも少し低い金利水準ですが使いやすいです。そして「宝くじトッピング定期預金」は預入金額に応じてジャンボ宝くじが受け取れます。
セルフうどん支店の「超金利トッピング定期預金」のように、預入金額100万円を上限とした定期預金は他の金融機関でも提供しています。
たとえばSBJ銀行では、「ミリオくん」や「ミリオくん2」といった100万円上限定期預金を取扱っており、高い金利で運用できます。
愛媛銀行のインターネット支店である四国八十八カ所支店も、「100万円限定だんだん定期預金」という高い金利の定期預金を取扱っています。
香川銀行のセルフうどん支店では「金利トッピング定期預金」や「超金利トッピング定期預金」といった高い金利水準の定期預金を取扱っています。
しかし、セルフうどん支店は比較的頻繁に定期預金の金利を変更するので、口座開設のときには最新の金利情報を確認したいです。
たとえば、2019年は7月に1回「金利トッピング定期預金」の金利を変更しており、2018年にも「金利トッピング定期預金」や「超金利トッピング定期預金」の金利をそれぞれ2回ずつ変更しています。変更内容は金利情勢によって、金利引き下げの場合もあれば金利引き上げの場合もあります。
万が一、定期預金の利用中にセルフうどん支店が金利を変更した場合は、満期日以降に実際の適用金利が変化します。
たとえば「金利トッピング定期預金」の利用中に、セルフうどん支店が金利を引き下げた場合、利用中の「金利トッピング定期預金」はすぐには金利引き下げの影響を受けませんが、自動継続時に金利引き下げが反映されます。
このように、満期時の取扱い方法を自動継続扱いにしていると、自動継続時に適用金利が変化する可能性があります。ただし「宝くじトッピング定期預金」だけは変動金利という金利タイプなので、自動継続時でなくても預入期間中に適用金利が変動する可能性があります。
セルフうどん支店は香川銀行の支店の一つですが、通常支店が定期的に実施するキャンペーンの対象外です。
キャンペーンでは所定の定期預金が金利優遇されたり、特別な金利上乗せ定期預金が提供されます。しかし、キャンペーン対象外のセルフうどん支店では、そのような金利優遇や金利上乗せ定期預金が利用できません。
セルフうどん支店の定期預金は常に高い金利水準ですが、キャンペーンで提供される金利上乗せ定期預金の中には、さらに高い金利の商品などもあります。
さまざまな定期預金を利用したい場合は、セルフうどん支店に加えて、通常支店とも取引することが考えられます。