愛媛銀行には、一般的なスーパー定期のほか、インターネット支店である「四国八十八カ所支店」の定期預金、退職金専用定期預金、年金受給者向けの「ほのぼの定期預金」、子育て世帯向けの積立定期預金などがあります。
金利を重視する場合は、通常支店だけでなく、四国八十八カ所支店の定期預金も比較することが重要です。預入金額や新規口座開設などの条件を満たすと、通常支店より高い金利が適用される商品があります。
この記事は2026年8月15日に愛媛銀行の公式サイトを再確認しています。通常の円定期預金と四国八十八カ所支店の金利表は銀行側の2026年7月27日現在の掲載値を基にし、現在実施中のキャンペーンもあわせて解説します。金利は変更されることがあるため、実際に預け入れる前には愛媛銀行の公式サイトで最新情報をご確認ください。
愛媛銀行の通常支店では、300万円未満と300万円以上1,000万円未満がスーパー定期、1,000万円以上が大口定期預金の対象です。
2026年7月27日現在、スーパー定期と大口定期預金の金利は、預入金額による差がなく、預入期間に応じて次のように設定されています。
なお、普通預金金利は2026年8月10日から年0.400%へ引き上げられています。円定期預金については、2026年8月15日に公式サイトを確認した時点で、下記の2026年7月27日現在の金利表が最新掲載値です。
| 預入期間 | スーパー定期 | 大口定期預金 |
|---|---|---|
| 1カ月 | 年0.350% | 年0.350% |
| 3カ月 | 年0.350% | 年0.350% |
| 6カ月 | 年0.360% | 年0.360% |
| 1年 | 年0.360% | 年0.360% |
| 2年 | 年0.500% | 年0.500% |
| 3年 | 年0.550% | 年0.550% |
| 4年 | 年0.635% | 年0.635% |
| 5年 | 年0.685% | 年0.685% |
| 7年 | 年0.685% | 年0.685% |
| 10年 | 年0.850% | 年0.850% |
通常支店では、短期よりも長期の定期預金ほど金利が高い傾向があります。ただし、長期定期預金は預入期間中に市場金利が上昇しても、原則として預入時の固定金利が満期まで続きます。
2026年8月15日確認時点では、新たな資金を対象とした「夏のお引越しキャンペーン定期預金2026」が実施中です。
| 預入期間 | 特別金利(税引前) |
|---|---|
| 3カ月 | 年3.0% |
| 6カ月 | 年2.0% |
| 1年 | 年1.0% |
募集期間は2026年7月27日から10月30日まで、募集総額は200億円です。1口100万円以上1,000万円以下、お一人さま総額1,000万円までで、過去3カ月以内に他金融機関から愛媛銀行へ預け替えた資金などの「新たな資金」が対象です。
申込みは窓口に限られ、四国八十八カ所支店とHandyBank支店は対象外です。募集総額に達した場合は期間中でも終了します。
通常支店の1年もの定期預金に100万円を年0.360%で預けた場合、税引前利息は約3,600円です。
預金利息には原則20.315%の税金がかかるため、税引後の受取利息はおおむね2,868円となります。
実際の利息は、預入日数や端数処理などによって異なります。
四国八十八カ所支店は、愛媛銀行のインターネット支店です。店舗窓口を持たず、インターネットを中心に取引します。
四国八十八カ所支店では、通常支店とは異なる専用金利が設定されており、預入金額によっては高い金利で運用できます。
特に300万円以上1,000万円以下の定期預金には特別金利が設定されることがあり、まとまった資金の預け先として検討できます。
2026年8月15日に公式サイトを再確認した時点で、四国八十八カ所支店の金利表は2026年7月27日現在として次の金利が掲載されています。
| 預入期間 | 1万円以上300万円未満 | 300万円以上1,000万円以下 |
|---|---|---|
| 3カ月 | 年0.500% | 年0.550% |
| 6カ月 | 年0.550% | 年0.600% |
| 1年 | 年0.600% | 年1.250% |
| 2年 | 年0.420% | 年0.550% |
| 3年 | 年0.800% | 年1.450% |
| 4年 | 年0.475% | 年0.620% |
| 5年 | 年0.900% | 年1.550% |
預入金額が300万円以上の場合、1年、3年、5年の金利が特に高く設定されています。ただし、特別金利は予告なく変更または終了する可能性があります。
四国八十八カ所支店には、新規口座開設者を対象とした定期預金があります。
2026年7月27日現在、預入金額100万円以上1,000万円以内で、3カ月ものは年1.600%、1年ものは年1.450%です。
初めて四国八十八カ所支店を利用する人は、通常の四国八十八カ所支店定期預金よりも、新規口座開設限定定期預金を先に確認するとよいでしょう。
「だんだん定期預金ワイド」は、100万円以上300万円以内を1年間預ける定期預金です。
2026年7月27日現在の金利は年1.300%です。300万円未満の資金を1年間運用したい場合は、通常の四国八十八カ所支店定期預金よりも高い金利で預けられます。
退職金専用定期預金は、一般企業や官公庁などを退職し、退職金を受け取ってから1年以内の個人が利用できる商品です。
預入金額は100万円以上で、退職金の税引後受取額が上限です。取扱店舗は愛媛県内店舗で、四国八十八カ所支店やHandyBank支店などは対象外です。
屋号付きの個人事業主は申込みできません。また、退職金であることを確認できる資料が必要です。
2026年8月15日確認時点でも、退職金専用定期預金は3カ月もの年2.0%の案内が掲載されています。
1年ものは、預入金額に応じたスーパー定期または大口定期預金の店頭表示金利に、年0.5%が上乗せされます。
さらに、公的年金の振込指定・予約または給与振込指定を行うと年0.1%、NISAの指定または証券口座の開設を行うと年0.1%が、それぞれ上乗せされます。
ただし、優遇金利が適用されるのは初回満期までです。自動継続後は、継続時の通常の店頭表示金利が適用されます。
「ほのぼの定期預金」は、愛媛銀行で公的年金を受け取っている人を対象とした1年もの定期預金です。
預入金額は10万円以上1,000万円以下で、1年ものスーパー定期の店頭表示金利に年0.1%が上乗せされます。
銀行側の2026年7月27日現在の1年もの店頭表示金利は年0.360%で、ほのぼの定期預金は+年0.1%のため、適用金利は年0.460%です。
年金の受取口座を他行へ変更すると、預入時にさかのぼって上乗せ金利が取り消される点に注意が必要です。
「ひめぎん年金予約定期預金」は、5年以内に公的年金の受給を開始する55歳以上70歳未満の人で、愛媛銀行を年金受取口座として予約した人が利用できます。
預入金額は10万円以上100万円以内です。年金受給開始までの期間に応じて、預入期間は1年から5年となります。
適用金利は、該当期間のスーパー定期の店頭表示金利に年0.1%を上乗せした金利です。自動継続はできません。
「子育て応援積立定期預金」は、高校生以下の子どもの保護者または祖父母が利用できる積立定期預金です。
預入期間は1年以上20年以内で、子どもの20歳の誕生日まで設定できます。
毎月積立は1,000円以上、年2回の特定月積立は1万円以上、臨時積立は1,000円以上300万円未満です。
臨時積立は、窓口、ATM、個人向けインターネットバンキングから行えます。
子育て応援積立定期預金は、経過年数と残高が一定の条件を満たすと、それ以降の積立分に上乗せ金利が適用されます。
| 条件 | 上乗せ金利 |
|---|---|
| 経過1年以上かつ残高10万円以上 | 店頭表示金利+年0.1% |
| 経過3年以上かつ残高30万円以上 | 店頭表示金利+年0.2% |
| 経過5年以上かつ残高50万円以上 | 店頭表示金利+年0.3% |
長期間、計画的に教育資金を積み立てたい家庭に向いています。一方、途中で積立をやめる可能性がある場合は、普通預金などに残しておく生活予備資金との配分も考えましょう。
運転免許自主返納応援定期預金は、運転免許を自主返納した個人が利用できる1年もの定期預金です。
預入金額は10万円以上500万円以内で、1年ものスーパー定期の店頭表示金利に年0.10%が上乗せされます。
申込みには、運転経歴証明書または申請による運転免許の取消通知書の原本が必要です。
四国八十八カ所支店とHandyBank支店では取り扱っていません。
「ひめぎん相続定期預金」は、相続資金を受け取ってから2年以内の個人が利用できる定期預金です。
預入金額は100万円以上で、相続資金の受取額が上限です。相続人であること、相続資金の受取時期、受取金額を確認できる書類が必要です。
| 預入期間 | 上乗せ金利 |
|---|---|
| 6カ月 | 店頭表示金利+年0.395% |
| 1年 | 店頭表示金利+年0.150% |
| 2年 | 店頭表示金利+年0.150% |
| 3年 | 店頭表示金利+年0.250% |
自動継続後は通常のスーパー定期などへ切り替わり、優遇金利は終了します。
特別な利用資格がない人が金利を重視する場合は、四国八十八カ所支店の定期預金が有力です。
特に新規口座開設限定定期預金や、300万円以上の1年、3年、5年ものは、通常支店より高い金利が設定されています。
退職金、年金受取、年金予約、相続、子育て、運転免許自主返納など、条件に該当する人は専用商品も比較しましょう。
専用商品は通常の店頭表示金利に一定の金利が上乗せされます。ただし、取扱店舗、必要書類、預入上限、優遇期間が細かく決められています。
キャンペーン商品や専用定期預金の優遇金利は、初回満期までに限られることがあります。
自動継続を選んだ場合でも、満期後は通常の店頭表示金利へ切り替わる商品があるため、満期前に次の預け先を確認しておくことが大切です。
定期預金を満期前に解約すると、当初の金利ではなく、愛媛銀行所定の中途解約利率が適用されます。
近いうちに使う予定がある資金は、定期預金へまとめて預けず、普通預金にも残しておきましょう。
愛媛銀行の円定期預金は預金保険制度の対象です。利息の付く普通預金などの一般預金等と合算して、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。1,000万円を超える部分は預金保険制度による保護の対象外となり、破綻した金融機関の財産状況に応じて支払われます。
1,000万円を超える資金を安全性重視で運用する場合は、複数の金融機関へ分散する方法も検討できます。
愛媛銀行では、通常支店のスーパー定期に加えて、四国八十八カ所支店の高金利定期預金や、退職金、年金、相続、子育てなどに対応した専用商品を利用できます。2026年8月15日現在は、通常支店で「夏のお引越しキャンペーン定期預金2026」も実施中です。
現在は、新たな資金を窓口で預けられる人なら夏のお引越しキャンペーンの3カ月年3.0%・6カ月年2.0%・1年年1.0%も有力です。インターネット取引を重視する場合は四国八十八カ所支店、条件に該当する人は退職金専用定期預金や相続定期預金も比較しましょう。
金利や商品条件は変更される可能性があります。預け入れ前には、愛媛銀行の公式サイトまたは取扱店舗で最新条件をご確認ください。
