高知銀行「よさこいおきゃく支店」の定期預金

「よさこいおきゃく支店」の定期預金とインターネットバンキング

インターネットバンキングで定期預金の取引

高知銀行の「よさこいおきゃく支店」では、インターネットバンキングで定期預金（「おきゃく定期」と「よさこいおきゃく定期」）の取引をします。

具体的に取引できるサービスは、定期預金の口座開設と解約、利用口座の残高照会と入出金明細照会、振込振替、キャンペーン情報の確認です。

さらに、インターネットバンキングは利用手数料が無料で、一部のサービス以外は基本的に24時間いつでも取引ができて、全国どこからでも利用が可能です。

「よさこいおきゃく支店」の利用環境

「よさこいおきゃく支店」で定期預金などを取引するには、インターネットバンキングのためのパソコン、スマートフォン、タブレット、携帯電話などが必要です。

OSやブラウザによってはインターネットバンキングや「よさこいおきゃく支店」のホームページが正常に動作しない場合があるため、事前に利用環境を確認したいです。

また携帯電話は「よさこいおきゃく支店」のホームページの閲覧には対応していません。

「よさこいおきゃく支店」でできない変更手続き

「よさこいおきゃく支店」のインターネットバンキングは、キャッシュカードの暗証番号変更や住所変更は受け付けていないため、各種変更手続きはそれぞれ所定の方法で行います。

たとえば、キャッシュカードの暗証番号変更は高知銀行ATMでするか、書面で暗証番号の再発行手続きを行います。

同じく、住所や名前の変更も書面で手続きするため、各種変更手続きをする場合は「よさこいおきゃく支店」の問い合わせ窓口まで連絡しましょう。

「よさこいおきゃく支店」のシステムメンテナンス

さらに「よさこいおきゃく支店」では、24時間いつでもインターネットバンキングから定期預金などの取引をしますが、定期的なシステムメンテナンスの時間帯だけはできません。

システムメンテナンスは毎月2回決まった日時で行われる定期休止と、年に数回行われる不定期休止があります。

「よさこいおきゃく支店」のホームページで、それぞれのシステムメンテナンスのスケジュールを確認できます。

「よさこいおきゃく支店」の定期預金を口座開設

「よさこいおきゃく支店」の専用定期預金

高知銀行の「よさこいおきゃく支店」専用の高い金利の定期預金（「おきゃく定期」、「よさこいおきゃく定期」）は、インターネットバンキングから口座開設を受け付けています。

「よさこいおきゃく支店」では、高知銀行や提携金融機関のATMで預金商品の入出金や残高照会といった取引ができます。

しかし、定期預金の口座開設や解約はインターネットバンキングでしか行えません。

専用定期預金の利用対象者

「よさこいおきゃく支店」専用定期預金の利用対象者は、「よさこいおきゃく支店」に普通預金を開設している日本国内の満18歳以上の個人利用者です。

専用定期預金の口座開設前の確認

「よさこいおきゃく支店」のインターネットバンキングで定期預金を口座開設するときには、定期預金の種類、預入金額、預入期間、満期時の取扱い方法などを設定します。

「よさこいおきゃく支店」のホームページで預金商品の商品概要説明書を確認しながら、事前に運用計画が立てます。

また、定期預金の金利は金利情勢に応じて変更されるため、最新の金利情報を確認することも欠かせません。

専用定期預金の預入内容を確認

「よさこいおきゃく支店」で口座開設した定期預金の詳細は、インターネットバンキングでいつでも確認できます。

定期預金の詳細とは、預入金額、預入期間、金利、満期時の取扱い方法などのことです。

定期預金のみならず、「よさこいおきゃく支店」の普通預金も預金残高や入出金明細を確認できます。

よさこいおきゃく支店の「おきゃく定期」

「おきゃく定期」とは？

「おきゃく定期」は、高知銀行の「よさこいおきゃく支店」が取扱っている定期預金（スーパー定期）です。

高知銀行の営業地域に関係なく、全国の個人利用者が口座開設できる定期預金です。

一般的な定期預金と比較して、金利が年0.150％と高いのが特徴です。

「おきゃく定期」の預入金額と預入期間

「おきゃく定期」は、預入金額は10万円以上～1,000万円まで、預入期間は1年、3年、5年の三択から選択できます。

また、一利用者につき何口でも口座開設できるので、複数の「おきゃく定期」に分散して預けることも可能です（2022年3月29日現在）。

「おきゃく定期」の利息の計算方法

「おきゃく定期」は、口座開設時に設定する預入期間によって利息の計算方法が決まります。

具体的には、預入期間1年だと単利型、預入期間3年または5年だと複利型（6カ月複利）となります。

「おきゃく定期」の単利型と複利型

単利型は、預けた元金だけに利息がつく計算方法です。そして複利型は、6カ月ごとに利息が元金へ組み込まれていく計算方法です。

とくに複利型では、6カ月ごとに利息が元金へ組み込まれたうえで新たな利息が計算されるので、受け取る利息が少しずつ雪だるま式に増えていきます。

もし複利型を望むのなら、預入期間を3年または5年に設定します。

「おきゃく定期」の預金通帳

「おきゃく定期」は正式名称が「スーパー定期」となっていますが、一般的な金融機関で提供されている「スーパー定期」とは商品内容が異なります。

たとえば、一般的な「スーパー定期」は預金通帳で利用口座の残高照会などをしますが、よさこいおきゃく支店では預金通帳や証書が発行されません。

そのため利用者は、インターネットバンキングを経由して「おきゃく定期」の取引を行います。

「おきゃく定期」とマル優

また「おきゃく定期」は、マル優（障害者等の少額預金の利子所得等の非課税制度）の対象外です。

一方で預金保険制度の対象商品にはなっているため、万が一の際は一利用者あたり元金1,000万円までとその利息が保護されます。

よさこいおきゃく支店の「よさこいおきゃく定期」

「よさこいおきゃく定期」とは？

高知銀行の「よさこいおきゃく支店」では、「おきゃく定期」「よさこいおきゃく定期」という2種類の高い金利の定期預金を取扱っています。

「おきゃく定期」と「よさこいおきゃく定期」は、預入金額、預入期間、金利、利息の計算方法などで異なります。

具体的には「よさこいおきゃく定期」は、預入金額や預入期間などの条件が厳しいのですが、金利はおきゃく定期の年0.150％よりも高い年0.200％です（2022年3月29日現在）。

「よさこいおきゃく定期」の預入金額と預入金額

「よさこいおきゃく定期」は、預入金額10万円以上～100万円まで、預入金額は1年です。

とはいえ、一般的には100万円以上の資金のある利用者は多いです。

そのため、よさこいおきゃく支店で100万円以上の運用を行う際には、「よさこいおきゃく定期」と「おきゃく定期」を併用するのも一つの方法です。

「よさこいおきゃく定期」の満期時の取扱い方法

「よさこいおきゃく定期」は、口座開設のときに満期時の取扱い方法を設定します。

満期時の取扱い方法とは「満期解約」や「自動継続」のことですが、「よさこいおきゃく定期」は「自動継続（元金継続か元利金継続）」のみです。

「自動継続」は満期日になっても元金が払い戻されず、同じ預入条件で再び運用が開始されます。

「よさこいおきゃく定期」の満期時の取扱い方法

そして「よさこいおきゃく定期」は、初回満期日以降は「おきゃく定期」に切り替えられます。

そして、継続日の「おきゃく定期」の金利が適用されます。

自動継続しても「よさこいおきゃく定期」の高い金利が続かない点は知っておきたいです。

「よさこいおきゃく定期」の「元金継続」と「元利金継続」

「よさこいおきゃく定期」の満期時の取扱い方法を自動継続に設定するときは、自動継続の種類を「元金継続」と「元利金継続」の二つから選べます。

「元金継続」は、満期日に元金だけを自動継続して利息は払い戻します。もう一方の「元利金継続」は、満期日に元金へ利息を組み込んだうえで自動継続をします。

「元利金継続」なら、満期日が来る度に利息が組み込まれて元金が増えていき、そのうえで新たな利息が計算されるので、受け取る利息が雪だるま式に増えやすいです。

「よさこいおきゃく支店」の定期預金の金利

「よさこいおきゃく支店」の定期預金の特徴

高知銀行の「よさこいおきゃく支店」が提供する「おきゃく定期」と「よさこいおきゃく定期」は、一般的な定期預金に比べて金利が高い特徴があります。

なぜなら、「よさこいおきゃく支店」のようなインターネット支店や、インターネット銀行は、実店舗を置かないため経営にかかるコストが少なく、そのぶん金利や手数料を優遇して利用者に還元しているのです。

マイナス金利政策以降、定期預金の金利を引き下げる金融機関が増えており、「よさこいおきゃく支店」も2016年に「おきゃく定期」と「よさこいおきゃく定期」の金利を引き下げています。

金額階層別金利設定とは？

「よさこいおきゃく支店」の「おきゃく定期」は金額階層別金利設定なので、預入金額に応じて金利が変化することになっています。しかし、実際は預入金額に関係なく一律の金利（年0.150％）が適用されています。

かつては預入金額や預入期間に応じて段階的に金利が変化していましたが、2016年に金利を引き下げた際に現在の金利へ統一されました。

また、固定金利型の「おきゃく定期」は、預入期間中に適用される金利は変動しませんが、自動継続するときは継続日の「おきゃく定期」の金利に見直されるため、万が一預入期間中に金利が変更された場合は継続日を境に適用される金利が変わります（2022年3月29日現在）。

「よさこいおきゃく支店」の定期預金と本支店のキャンペーン定期預金

「よさこいおきゃく支店」の「よさこいおきゃく定期」の金利は、「おきゃく定期」よりも高くて年0.200％です。

高知銀行の通常の本支店が提供するスーパー定期や大口定期預金の金利が年0.002％なので、「よさこいおきゃく定期」は高い金利水準です。

ただし、高知銀行の通常の本支店では「よさこいおきゃく定期」なみに高い金利で、さらに預入期間や預入金額の上限も多いキャンペーン定期預金を提供することがあります（2022年3月29日現在）。

「土佐からの便り定期」

「よさこいおきゃく支店」は設立時から年2回キャンペーンを実施しており、キャンペーン期間限定で「土佐からの便り定期」という定期預金を取扱っています。

「土佐からの便り定期」の金利は年0.002％と決して高くはありませんが、口座開設すると名産品カタログが届き数千円相当の名産品を受け取れます。

ただし、「土佐からの便り定期」は預入金額300万円または500万円、預入期間は3年です（2022年3月29日現在）。

「よさこいおきゃく支店」の定期預金と手数料

振込手数料やATM利用手数料

「よさこいおきゃく支店」は高い金利の定期預金を取扱っています。

しかし、各種手続きなどの取引をインターネットバンキングやATMで行うときに、ATM利用手数料や振込手数料などが発生するので、これらの各種手数料で利息が相殺されないようにしたいです。

「よさこいおきゃく支店」では利用時間や取引先金融機関によって振込手数料やATM利用手数料が異なるため、各種手数料ができるだけ安くなるように取引しましょう。

インターネットバンキングでの振込手数料

「よさこいおきゃく支店」では、インターネットバンキング、またはATMから振込をしますが、ATMよりもインターネットバンキングのほうが振込手数料は安いです。

また、高知銀行の本支店宛てに振込を行う際は、振込方法や振込金額に関係なく振込手数料が無料になりますが、他行宛てに振込を行う場合は振込手数料が発生します。

他行宛ての振込手数料は、振込方法や振込金額によって異なりますが、インターネットバンキングで振込を行い、尚且つ1回の振込金額が5万円未満だと振込手数料が220円/回と安くなります。

「よさこいおきゃく支店」の普通預金への入金

「よさこいおきゃく支店」の定期預金（おきゃく定期、よさこいおきゃく定期）を口座開設するときは、事前に「よさこいおきゃく支店」の普通預金へ定期預金の資金を入金しておく必要があります。

「よさこいおきゃく支店」の普通預金への入金は、インターネットバンキングまたはATMからできますが、どちらも手数料が発生する可能性があります。

ATM利用手数料の発生

たとえば、全国にある提携金融機関ATMから入金すると、時間帯によってはATM利用手数料が発生します。

インターネットバンキングの場合も他の金融機関からの振込という形で入金するために、各金融機関の所定の振込手数料が発生します。

そのため、ATM利用手数料が無料の高知銀行ATMで入金したり、振込手数料の割引サービスを提供している金融機関から振込で入金するのも一法です。

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定期預金の金利の比較