横浜銀行は、神奈川県を中心に店舗網を展開する地方銀行です。定期預金は、少額から利用できる「スーパー定期」、預け入れから1か月後に引き出しやすくなる「自由期間」、1,000万円以上を対象とする「大口定期」など、資金の金額や使う時期に応じて選べます。
結論から申し上げると、通常の定期預金だけで比較するのではなく、期間限定の特別金利キャンペーンや退職金専用プランの対象になるかを先に確認することが重要です。
このページの要点
| 商品 | 主な特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| スーパー定期 | 1か月から10年まで選択可能。少額から利用しやすい | 使う時期が決まっている方 |
| 1か月据置型定期預金「自由期間」 | 預け入れから1か月経過後は、必要に応じて引き出しやすい | 資金を固定しすぎたくない方 |
| 大口定期 | 1,000万円以上のまとまった資金が対象 | 大口資金を一括運用する方 |
| 期日指定定期預金 | 1年経過後に満期日を指定できる | 1年以上先に使う予定がある方 |
| 利息分割定期 | 利息を満期前に分割して受け取れる | 定期的に利息を受け取りたい方 |
| 変動金利定期預金 | 半年ごとに利率を見直す | 今後の金利上昇を期待する方 |
横浜銀行のスーパー定期は、もっとも標準的な定期預金です。定型方式では、1か月、2か月、3か月、6か月、1年、2年、3年、4年、5年、7年、10年から預入期間を選べます。窓口のほか、ATMやインターネットバンキングでも申し込みができます。
ATMやインターネットバンキングでは、原則として1万円以上から預け入れできます。個人のお客さまが3年以上の複利型を利用する場合は、一定の条件で一部解約が可能です。ただし、一部解約部分には中途解約利率が適用されます。
生活防衛資金まで長期間の定期預金に固定せず、当面使わない資金だけを預けることが基本です。
横浜銀行は、2026年8月3日から2026年9月30日まで、個人向けの特別金利定期預金キャンペーンを予定しています。一定額に達した場合は、期間中でも取り扱いを終了する可能性があります。
| 項目 | 窓口プラン | インターネットプラン |
|---|---|---|
| 適用金利 | 年1.3% 税引後 年1.035905% | 年1.0% 税引後 年0.79685% |
| 預入期間 | 1年・自動継続 | 1年・自動継続 |
| 預入金額 | 300万円以上2,000万円以下 | 100万円以上 |
| 預入原資 | 他金融機関などから振り込まれた新たな資金 | 制限なし |
| 申込方法 | 横浜銀行の窓口 | はまぎん365またはマイダイレクト |
窓口プランは金利が高い一方、新たな資金を振り込みで入金することが条件です。現金やATM入金は対象になりません。インターネットプランは金利がやや低いものの、預入原資の制限がなく、申し込みやすい点が特徴です。
特別金利は初回の1年間だけです。満期後は、その時点の店頭表示金利で自動継続されるため、満期日を忘れないようにしてください。
「自由期間」は、預け入れから1か月経過後に、全部または一部を引き出しやすい定期預金です。通常の定期預金より資金の自由度が高いため、数か月後に使う可能性があるものの、普通預金とは分けて管理したい資金に向いています。
ただし、自由に引き出せることと、高い金利が得られることは別です。利用前には、スーパー定期との金利差と中途解約の扱いを確認してください。
大口定期は、1,000万円以上の資金を対象とする定期預金です。預入期間は、スーパー定期と同様に1か月から10年まで選べます。
金利情勢によってはスーパー定期より高い利率が設定されますが、同じ利率になる場合もあります。大口定期を選ぶ際は、金利だけでなく預金保険制度の上限にも注意が必要です。
変動金利定期預金は、半年ごとに適用利率が見直される商品です。預入後に市場金利が上昇した場合は、固定金利の定期預金より有利になる可能性があります。一方、金利が低下すれば受取利息も減る可能性があります。
「今後は金利が上がる」と考える場合の選択肢ですが、預入期間中に資金が必要になる可能性がある方は、中途解約条件を先に確認してください。
退職金を受け取ってから2年以内の個人は、退職金専用特別金利定期預金プランを利用できる場合があります。2026年7月時点の定期預金コースは、初回3か月に限り年2.0%(税引後年1.5937%)です。
預入金額は240万円以上で、退職金の受取金額までです。申し込みは窓口に限られ、退職所得の源泉徴収票など、退職金の受け取りを確認できる書類が必要です。名古屋支店・大阪支店など、一部店舗では原則として取り扱いがありません。
3か月の高金利だけで判断せず、満期後の資金をどこで運用するかまで決めてから申し込むことをおすすめします。
定期預金は、原則として満期まで預ける商品です。満期前に解約すると、当初の約定金利ではなく、所定の中途解約利率が適用されます。特別金利キャンペーンも、中途解約した場合は特別金利が適用されません。
預入期間が長いほど必ず有利になるとは限りません。今後の金利上昇や資金需要を考え、複数の満期日に分ける「満期分散」も有効です。
横浜銀行の円定期預金は、預金保険制度の対象です。横浜銀行が万一破綻した場合、定期預金や利息の付く普通預金などは、1預金者あたり元本1,000万円までと、その利息が保護されます。
同じ銀行に普通預金と定期預金を持っている場合は、合算して判定されます。1,000万円を大きく超える資金を預ける場合は、複数の金融機関へ分散する方法も検討してください。
横浜銀行の定期預金は、いくらから利用できますか。
スーパー定期は窓口では少額から利用できます。ATMやインターネットバンキングでは、原則として1万円以上です。
定期預金は元本保証ですか。
円定期預金は元本が保証される預金商品です。ただし、中途解約では受取利息が少なくなることがあります。また、預金保険制度の保護には上限があります。
特別金利キャンペーンは誰でも利用できますか。
個人のお客さまが対象ですが、居住地・勤務地、預入金額、預入原資、申込方法などの条件があります。必ず公式サイトで最新条件をご確認ください。
長期の定期預金ほど有利ですか。
必ずしも有利とは限りません。長期金利が高い場合でも、途中で市場金利が上昇すると、短期で預け直した方が有利になることがあります。
横浜銀行の定期預金は、商品の種類が多く、資金の目的に合わせて選べる点が強みです。通常のスーパー定期を利用する場合は、預入期間を長くしすぎず、満期を分散させると資金管理がしやすくなります。
2026年8月開始予定の特別金利キャンペーンや、退職金専用プランの対象になる方は、通常金利より有利な条件を利用できる可能性があります。ただし、適用期間、預入原資、満期後の金利、中途解約条件まで確認してから申し込んでください。
参考資料
※金利や商品条件は変更される場合があります。申し込み前に横浜銀行の公式サイトまたは窓口で最新情報をご確認ください。掲載内容は2026年7月31日時点で確認した情報を基にしています。
