あきたびじん支店は、北都銀行のインターネット支店です。北都銀行の通常支店とは違って来店不要で、インターネットバンキングや郵送、ATMなどで取引をします。
北都銀行の通常支店にない限定商品を取扱っており、あきたびじん支店専用の定期預金が利用できます。
昨今は定期預金が低金利な金融機関が珍しくありません。あきたびじん支店専用の定期預金も地方銀行や大手銀行などと同じく金利が低くなっています。
あきたびじん支店が提供する「あきたびじん支店専用定期預金」は、利用条件や預入条件を比較的自由に設定できます。
たとえば口座開設は、あきたびじん支店の普通預金を所有する個人利用者ならば誰でも申込めて、預入条件に関しても預入期間は1年、3年、5年の中から、預入金額は50万円以上1,000万円以下で自由に設定できます。
そのため、短期運用や長期運用、少額の資産運用や多額の資産運用など、様々な運用プランに合わせられます。
「あきたびじん支店専用定期預金」を口座開設するときは、預入期間や預入金額に加えて、利息の計算方法と満期時の取扱い方法も選べます。
利息の計算方法は預入期間によって異なり、預入期間1年だと単利型、3年と5年なら複利型です。
とくに複利型では、6カ月毎に利息を元金に組み込みながら、それを新しい元金にして新たな利息を計算していきます。よって、受け取る利息が「雪だるま」式に増えやすいです。
「あきたびじん支店専用定期預金」の「あきたびじん支店専用定期預金」の満期時の取扱い方法は、「自動継続」と「自動解約」から選べます。
満期日以降も預け続けたい場合は「自動継続」、満期日に払い戻したい場合は「自動解約」に設定します。
ちなみに「自動継続」の場合は、満期日に利息を受け取って元金だけを自動継続する「利払式」と、利息を元金に加えて自動継続する「元加式」の2種類から選択できます。
「あきたびじん支店専用定期預金」の金利は、預入期間や預入金額に関係なく、一律で年0.002%です。
一般的な金融機関は、定期預金の店頭表示金利が年0.002%程度なので、「あきたびじん支店専用定期預金」も同じ金利です。(2022年4月1日現在)。
北都銀行のあきたびじん支店は、独自の定期預金を提供しています。
具体的には「あきたびじん支店専用定期預金」で、インターネットバンキングから口座開設を始めとするすべての取引を行えます。
インターネットバンキングは、パソコンやスマートフォンからあきたびじん支店と取引できるサービスで、24時間いつでも「あきたびじん支店専用定期預金」の口座開設や解約、残高照会を受け付けています。
あきたびじん支店では「あきたびじん支店専用定期預金」とは別に、期間限定のキャンペーン定期預金を提供する場合があります。
そのようなキャンペーン定期預金も、商品によっては郵送で口座開設を行います。
郵送による口座開設は、インターネットバンキングによる口座開設と違って手続きの完了までに時間がかかるため、余裕をもって早めに手続きを進めましょう。
あきたびじん支店のインターネットバンキングでは、「あきたびじん支店専用定期預金」の口座開設や解約、照会サービス、振込・振替、税金や各種料金の支払いなどが行えます。
これらの取引は基本的に平日や土日祝日を問わずに24時間いつでも受け付けています。しかし、当日扱いの振込、そして税金や各種料金の支払いなどは利用時間が若干短くなります。
また定例メンテナンスのときも、一切の取引が行えません。定例メンテナンスは毎月の決まったメンテナンス日や一部の祝日、正月やゴールデンウィーク中などに行われます。
このように、あきたびじん支店と取引するのに欠かせないインターネットバンキングですが、一部の取引は郵送でします。
たとえば、インターネットバンキングの利用停止等の解除依頼、住所変更手続きなどです。
それぞれ所定の申込み書類を請求する必要があるうえに、本人確認資料などの各種資料も同封しなければならず、手続きが完了するまでに数週間かかることがあります。
郵送による取引と比較して、インターネットバンキングはリアルタイムで手続きが完了しますが、逆にオンライン詐欺の可能性があります。
そこで、あきたびじん支店は利用者の普通預金や定期預金を保護するために、ワンタイムパスワード、無料フィッシング対策ソフトの提供、二経路認証や生体認証などのセキュリティ対策をしています。
一部のセキュリティ対策は利用者が任意で設定する必要がありますが、いずれもセキュリティ効果が高いので、インターネットバンキングを利用する際は積極的に活用したいです。
具体的なセキュリティ対策には、無料フィッシング対策ソフトや二経路認証や生体認証などがあります。
パソコンやスマートフォンをオンライン詐欺から守ったり、ログインや振込取引をする際により正確な本人確認ができます。
北都銀行のあきたびじん支店は、インターネットバンキングや郵送で取引をしますが、ATMでも一部の取引が可能です。
たとえば、普通預金の入出金や振込、預金商品の残高照会などがATMでできます。
あきたびじん支店のキャッシュカードは、北都銀行ATMや全国の提携金融機関(地方銀行、メガバンク、ゆうちょ銀行)のATM、各種コンビニATMなどで使えます。さらに一部のATMでは、あきたびじん支店限定の優遇特典によってATM利用手数料が割安になります。
インターネット支店やインターネット銀行はおもに高い金利の定期預金で利用者を集めていますが、振込手数料やATM利用手数料の安さも特徴の一つです。
振込手数料やATM利用手数料はその都度発生するものなので、重なるとかなりの金額になります。しかしインターネット支店やインターネット銀行では、これらの手数料の負担を少なくできます。
とくに昨今は利益確保のためにメガバンクや一部の地域金融機関が手数料の値上げをしているため、各種手数料が優遇されている金融機関は貴重です。
あきたびじん支店は独自の定期預金を提供するだけではなくて、各種手数料の優遇もしています。
たとえば、あきたびじん支店から北都銀行の通常の本支店宛てに振込を行う場合は、振込手数料は無料です。
ちなみに北都銀行の通常の本支店から同行の他の本支店へ振込を行う場合は一部の場合を除いて振込手数料が発生するので、あきたびじん支店は優遇されていると言えます。
ただし、あきたびじん支店から他の金融機関宛てに振込をすると、振込金額にもよりますが363円〜528円の振込手数料がかかります。他の金融機関の預金口座へ振込を行う場合には注意が必要です(2022年4月1日現在)。
北都銀行のあきたびじん支店が取扱う定期預金は、ATMから定期預金口座に直接入出金ができません。あきたびじん支店の普通預金を介しての取引となります。
そして、あきたびじん支店の普通預金には、ATMから入出金が行えます。
しかし入出金ではATM利用手数料が発生するうえに、利用時間やATMの種類によって、手数料の金額も違います。
あきたびじん支店で使えるATMは、荘内銀行、東北銀行、みちのく銀行、イオン銀行のATMです。そして平日の一定の時間帯ならば、ATM利用手数料は無料です。
さらにセブン銀行やゆうちょ銀行のATMも、出金のときのATM利用手数料が最大で330円(月3回の引出し分)までキャッシュバックされます(2022年4月1日現在)。
あきたびじん支店は、取引明細表や残高証明書などの書類も発行できます。
取引明細表では利用口座(普通預金や定期預金)の取引状況や残高を確認でき、残高証明書は相続や離婚手続きやビザ申請などに必要になることがあります。
しかし、どちらも発行するには所定の発行手数料が必要です。ちなみに残高証明書は770円もしくは1,320円で、取引明細表は1,100円です。