懸賞金付き定期預金とは、円定期預金へ預け入れると抽選番号が付与され、所定の抽選で当選すると懸賞金を受け取れる商品です。
通常の定期預金として利息を受け取りながら、抽選による当選金も期待できる点が特徴です。
2026年現在も、信用金庫や地方銀行を中心に期間限定で取り扱われています。最高当選金が100万円の商品、10万円の商品、1,000円や3,000円の当選本数を多く設定した商品など、内容は金融機関によって大きく異なります。
ただし、懸賞金は必ず受け取れるものではありません。金利、預入期間、抽選本数、中途解約条件、満期後の金利を確認し、定期預金そのものとして納得できる商品を選ぶことが大切です。
一定額を1口として、1口ごとに抽選番号が付与されます。
たとえば、50万円を1口として抽選番号が1本付く商品へ200万円預けると、一般には4本の抽選権を得られます。
販売期間終了後または満期前後に抽選が行われ、当選番号が店頭や金融機関のホームページで発表されます。
当選金は指定口座へ自動入金される商品が多く、当選者が店舗で受け取る必要がない商品もあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売期間 | 2026年5月15日〜8月31日 |
| 抽選予定日 | 2027年3月9日 |
| 最高当選金 | 100万円 |
| 1等 | 10万円 |
| 2等 | 3,000円 |
| お楽しみ賞 | 1,000円 |
10ユニット10万本当たり、最高100万円が1本、10万円が10本、3,000円が100本、1,000円が1,000本設定されています。
高額当選だけでなく、少額賞の本数も多く設定している点が特徴です。
大垣共立銀行の創立130周年記念商品「大福定期」は、預入金額50万円を1口として、1口ごとに抽選番号が1本付与されます。
抽選日は2026年12月18日で、当選番号は抽選日の翌営業日以降にホームページへ掲載されます。
中途解約した場合は、懸賞金の抽選権と当選権が失効します。
当選金は、所定の税金を差し引いたうえで、2027年5月頃に指定口座へ入金される予定です。
愛媛信用金庫では、2026年6月1日から8月31日まで、第35回懸賞金付定期預金「あいしんサマーチャンス」を販売しています。
募集総額は200億円で、1ユニット10億円を20ユニットとして抽選を行う商品です。
信用金庫の懸賞金付き定期預金は、営業地域内の個人を対象とすることが多いため、利用資格を確認してください。
| 商品 | 抽選の仕組み | 当選金の支払者 |
|---|---|---|
| 懸賞金付き定期預金 | 金融機関が独自に抽選 | 金融機関 |
| 宝くじ付き定期預金 | ジャンボ宝くじなどの番号で抽選 | 宝くじの当選金として支払われる |
懸賞金付き定期預金では、金融機関が独自の当選番号と賞金を設定します。
宝くじ付き定期預金では、預入金額に応じてジャンボ宝くじなどが進呈され、その宝くじが当選すれば当選金を受け取ります。
名前は似ていますが、抽選方法と税務上の扱いが異なる場合があります。
懸賞金付き定期預金の金利は、通常のスーパー定期と同じ場合と、キャンペーン専用の金利が設定される場合があります。
懸賞金が付くからといって、必ずしも通常の定期預金より高金利とは限りません。
商品を比較するときは、次の3つを分けて確認してください。
当選確率は、抽選番号の総本数と当選本数によって決まります。
1ユニット1万本のうち、1,000円以上の当選が100本なら、単純計算による何らかの当選確率は100分の1です。
ただし、最高賞の確率と少額賞の確率は大きく異なります。
「最高100万円」だけで判断せず、抽選番号の総数、各賞の本数、1口金額を確認しましょう。
懸賞金付き預貯金の懸賞金には、原則として20.315%の源泉分離課税が適用されます。
金融機関が税金を差し引き、税引後の当選金を指定口座へ入金する商品が一般的です。
たとえば、税引前10万円の懸賞金に20.315%の税金がかかる場合、税引後の受取額は約79,685円です。
定期預金の利息にも、原則として20.315%の税金がかかります。
最低預入金額は10万円、20万円、50万円など、商品によって異なります。
抽選番号は、10万円ごとに1本、50万円ごとに1本など、所定の単位で付与されます。
預入金額が多いほど抽選口数は増えますが、当選を保証するものではありません。
抽選口数を増やすためだけに、生活資金まで預けないようにしましょう。
満期前に解約すると、定期預金の中途解約利率が適用され、受取利息が少なくなります。
さらに、商品によっては次の権利も失います。
中途解約条件は、金利だけでなく抽選権・当選権にも関係します。
懸賞金付き定期預金は、自動継続型の商品が多くあります。
ただし、自動継続後も同じ懸賞が続くとは限りません。通常のスーパー定期へ切り替わる商品や、次回抽選の対象になる商品があります。
満期後の金利、商品名、次回抽選への参加条件を確認してください。
懸賞金付き定期預金は、信用金庫や信用組合などの地域金融機関が多く取り扱っています。
信用金庫の場合、営業地域内に住んでいる人、勤務している人、事業所を持つ人などが対象となる場合があります。
インターネットで商品情報を見つけても、全国から利用できるとは限りません。
懸賞金付き定期預金は、夏や冬のボーナス時期に販売される期間限定商品が中心です。
募集期間内でも、募集総額に達すると早期終了することがあります。
口座開設が必要な場合は、申込手続きに時間がかかるため、募集終了日の直前では間に合わない可能性があります。
懸賞金付き定期預金の元本と利息は、通常の円定期預金と同様に、原則として預金保険制度の対象です。
同じ金融機関の普通預金や他の定期預金と合算して、預金者1人当たり元本1,000万円までと、破綻日までの利息が保護されます。
懸賞金自体が預金保険によって保護されるかどうかは、抽選や支払時点などにより扱いが異なる可能性があるため、商品規定をご確認ください。
円定期預金としての元本は、金融機関が破綻しない限り契約に従って払い戻され、預金保険制度の対象です。ただし、中途解約では利息が少なくなります。
抽選口数が増えるため当選機会は増えますが、当選を保証するものではありません。
非課税ではありません。原則として20.315%の源泉分離課税が適用されます。
参加できない商品があります。抽選権や当選権が失効する条件を商品説明書で確認してください。
地域金融機関の商品は営業地域内の個人に限定される場合があります。
懸賞金付き定期預金は、定期預金の利息を受け取りながら、金融機関独自の抽選で懸賞金が当たる可能性がある商品です。
2026年現在も、巣鴨信用金庫、大垣共立銀行、愛媛信用金庫などで懸賞金付き定期預金が確認できます。
最高当選金だけでなく、定期預金金利、1口金額、当選本数、税金、中途解約、満期後、営業地域、預金保険制度を確認したうえで利用しましょう。
