解約

銀行口座を解約するときは、通常は利用していた支店で行います。

普通預金口座の解約は比較的スムーズ

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解約の理由は、引っ越しや勤務地が変わった場合などが多いです。銀行口座を解約する場合は、利用していた支店で解約手続きを行います。三菱UFJ銀行などの都市銀行では、口座を作った支店以外でも対応をしています。ただ、みずほ銀行などでは、普通預金口座の解約は取引店舗以外でも解約できますが、一部の口座は取引店以外では解約のできないことがあります。

銀行口座の解約には、免許証や保険証などの本人確認ができる書類と、通帳に捺印してある取引印鑑、通帳とキャッシュカードの持参が必要です。また、都市銀行が近くにない地域もあるため、他行で「預金取立(代金取立)」の手続きにより解約が可能です。この手続きは金融機関によって金額が異なりますが、1000円ぐらいの手数料が必要です。

銀行口座の解約が必要なのは、使わなくなった口座は取引がなくなると、5〜10年ほどで休眠口座扱いになるためです。休眠口座になったからといってすぐにお金が引き出せなくなるという不具合はありません。しかし、銀行業界全体の休眠口座の金額は、毎年約850億円にものぼります。

今では、メインバンクの他に手軽に利用できる、PayPay銀行やauじぶん銀行、住信SBIネット銀行セブン銀行SBI新生銀行といったインターネット銀行の口座を作っている人もいます。それらのネットバンクでは窓口での解約はできないので、口座開設と同様にネット上で解約手続きを行います。

銀行口座の解約手続きは、普通預金などにおいては比較的スムーズに行えます。しかし、定期預金や積立定期預金などを中途解約すると、約定金利(契約した時の金利)が下がってしまいます。

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