PayPay銀行は、2000年にジャパンネット銀行として開業した、日本初のインターネット専業銀行です。2021年4月に現在の「PayPay銀行」へ商号変更しました。
最大の特徴は、スマホ決済サービスPayPayとの連携が強く、PayPay残高へのチャージや、PayPayマネーから銀行口座への送金を手数料無料で利用できることです。
口座開設、振込、定期預金、外貨預金、投資信託、カードローン、住宅ローンなど、多くの取引をスマートフォンだけで行えます。
PayPay銀行の特徴、手数料、預金、口座開設、セキュリティなど、利用前に知っておきたいポイントをまとめて解説します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銀行名 | PayPay銀行株式会社 |
| 旧銀行名 | 株式会社ジャパンネット銀行 |
| 本店所在地 | 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 |
| 資本金 | 372億5,000万円 |
| 金融機関コード | 0033 |
| 営業開始 | 2000年10月 |
PayPayアプリにPayPay銀行口座を登録すると、普通預金口座からPayPay残高へ手数料無料でチャージできます。
PayPay本人確認を完了している場合は、チャージした残高をPayPayマネーとして利用できます。
PayPayマネーをPayPay銀行の普通預金口座へ送金できます。
PayPay銀行への送金は、手数料無料でいつでも何回でも利用できます。
PayPayマネーライトは銀行口座へ送金できません。
PayPay銀行アプリからPayPayを利用し、代金を普通預金口座から直接引き落とす機能もあります。
チャージ残高を準備せずに支払えるため、PayPayを日常的に利用する人に便利です。
ステップアップ円預金は、普通預金残高や所定の設定に応じて、通常より高い金利やPayPayポイントを受け取れるサービスです。
2026年8月1日以降、普通預金金利は最大年0.6%、さらに受取設定によりPayPayポイント年0.1%相当を受け取れ、最大年0.7%相当となります。
適用条件、対象残高、上限、PayPayポイントの受取設定があります。すべての普通預金残高に自動的に最大利率が適用されるわけではありません。
PayPay銀行では、1カ月、3カ月、6カ月、1年などの円定期預金を利用できます。
2026年には、1年ものへ税引前年1.255%を適用し、税引後でも年1.0%となるキャンペーンが実施されています。
募集総額は1,000億円で、募集総額に到達すると期間中でも終了します。
キャンペーン金利は初回満期までです。満期後の自動継続では、継続日時点の通常金利が適用されます。
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM、イオン銀行ATM、三井住友銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMなどを利用できます。
| 利用回数・金額 | 手数料 |
|---|---|
| 毎月最初の入金1回 | 無料 |
| 毎月最初の出金1回 | 無料 |
| 3万円以上の入出金 | 何回でも無料 |
| 2回目以降・3万円未満 | ATMごとの所定手数料 |
前月の円普通預金・円定期預金の平均残高が3,000万円以上の場合は、さらに手数料優遇があります。
PayPay銀行アプリを使うと、キャッシュカードがなくてもセブン銀行ATMとローソン銀行ATMで入出金できます。
最短当日に口座開設が完了した場合、キャッシュカードが届く前でもスマホATMを利用できます。
スマートフォンの機種変更やアプリ再登録時は、所定の本人確認が必要です。
| 振込先 | インターネットバンキング手数料 |
|---|---|
| PayPay銀行宛 | 無料 |
| 他の金融機関宛 | 1回145円 |
| 本人名義の三井住友銀行口座宛 | 所定条件を満たす場合は無料 |
給与受取の常設特典では、エントリーなど所定の条件を満たすと、他行宛振込手数料が月3回まで無料になります。
前月の預金平均残高が3,000万円以上の場合は、他行宛振込が月5回まで無料です。
PayPayアプリまたはPayPay銀行のウェブサイトから申し込めます。
スマートフォンで本人確認書類と本人の顔を撮影し、必要事項を入力します。申込内容に不備がなく、混雑していない平日であれば、最短当日に口座開設できます。
口座開設には印鑑や紙の申込書は原則不要です。
満12歳以上であれば、未成年者も普通預金口座を申し込めます。
スマートフォンによる本人確認では、運転免許証、マイナンバーカードなど、PayPay銀行が指定する本人確認書類を利用します。
本人確認書類の種類や申込方法によっては、郵送手続きが必要になる場合があります。
利用できる本人確認書類は制度変更の影響を受けることがあるため、申込画面で最新の案内をご確認ください。
重要な振込や各種手続きでは、1回限り有効なワンタイムパスワードを使用します。
現在は、スマートフォンのトークンアプリを利用できます。
現在はスマートフォンのトークンアプリが標準的な認証方法として利用されています。
トークンアプリの登録には、店番号、口座番号、ログインパスワード、暗証番号、Visaデビットカード番号などが必要になる場合があります。
PayPay銀行のキャッシュカードにはVisaデビット機能が付いています。
買い物代金は普通預金口座から原則として即時に引き落とされるため、口座残高の範囲内で利用できます。
利用停止、利用限度額の変更、海外利用設定などはアプリやウェブサイトから行えます。
LINEとPayPay銀行口座を連携すると、残高や入出金明細の確認、取引通知などをLINE上で利用できるサービスがあります。
連携は任意であり、利用しなくても通常の銀行サービスは利用できます。
PayPay銀行では、外貨普通預金、外貨定期預金、投資信託、FXなども利用できます。
外貨預金は為替変動や為替手数料によって円換算額が元本を下回る可能性があります。
外貨預金と投資信託は預金保険制度の対象外です。
カードローン、住宅ローン、目的型ローンなども取り扱っています。
カードローンでは借入金利、住宅ローンでは変動金利・固定金利、事務手数料、団体信用生命保険などを確認してください。
最後のログイン、預入れ、引出しから2年以上利用がない個人・個人事業主口座は、未利用口座管理手数料の対象となる場合があります。
未利用口座管理手数料は年1,320円です。
ログインする、普通預金残高を1万円以上にする、定期預金などの残高を保有する、借入れがあるなどの条件を満たす場合は対象外です。
PayPay銀行の円普通預金と円定期預金は、預金保険制度の対象です。
同じPayPay銀行にある対象預金を合算し、預金者1人当たり元本1,000万円までと、破綻日までの利息が保護されます。
外貨預金、投資信託、FXなどは預金保険制度の対象外です。
申込内容に不備がなく、平日で混雑していない場合は最短当日です。土日祝日や年末年始は時間がかかります。
PayPay銀行口座からPayPay残高へのチャージは無料です。
本人確認済みのPayPayマネーは、PayPay銀行口座へ何度でも手数料無料で送金できます。
毎月最初の入金・出金は各1回無料で、3万円以上なら何度でも無料です。3万円未満の2回目以降は所定手数料がかかります。
現在はスマートフォンのトークンアプリを利用できます。
ログインする、普通預金残高を1万円以上にする、定期預金などを保有するなどの方法があります。
PayPay銀行は、日本初のインターネット専業銀行として開業し、現在はPayPayとの連携に強みを持つネット銀行です。
PayPayマネーから銀行口座への送金、スマホATM、ステップアップ円預金、最短当日の口座開設が主な特徴です。
利用前には、ATM・振込手数料、金利の適用条件、キャンペーンの期限、未利用口座管理手数料、預金保険制度をご確認ください。
