千葉銀行は、千葉県を主な営業基盤とする地方銀行です。預金残高は9兆7,922億円、総資産 は11兆3,171億円(平成25年9月30日現在)と、千葉県内においては最大級の規模を誇っています。
また全国的に見ても、地方銀行としては横浜銀行(総資産13兆1,148億円)に次いで大きな資産を保有しており、第3位の静岡銀行と共に「三大地銀」と呼ばれます。総自己資本比率も14.27%と高いため、それぞれの格付け会社における長期格付けも、ムーディーズは「A1」、スタンダード&プアーズでは「A」、格付投資情報センターでは「AA--」といずれも高い評価になっています。
千葉銀行は、1943年に千葉合同銀行・小見川農商銀行・第九十八銀行の3行が合併して誕生しました。1958年に発覚した「千葉銀行レインボー事件」により、一時は大きく信頼を落としたものの「県内で集めた資金は県内振興に役立てる資金とする」という理念の下、地域住民に向けた新しい預金商品開発や地元企業への積極的な援助などに取り組んだことにより信頼を回復して大きな成長を遂げました。現在は千葉県および本店のある千葉市を始めとし、千葉県内の多くの市町村の指定金融機関になっています。
千葉銀行は県内に157の店舗を構えるほか、東京都に11店舗、埼玉県に3店舗、茨城県に3店舗そして大阪府に1店舗を有しています。海外展開もしており、ニューヨーク、香港、ロンドンの3都市に支店を、上海、シンガポールに駐在員事務所を設置しています。また成田空港内にも外貨両替と送金をメインに行う1支店・3出張所を設置しています。
千葉銀行は地域密着型銀行として、設立以来力を入れているリテール分野の更なる強化に努めると共に、インターネットバンキングによる新しい顧客の獲得も目指しています。
銀行名:株式会社千葉銀行
住所:〒260-8720 千葉県千葉市中央区千葉港1-2
電話:043-245-1111(代表)
資本金:1,450億円
銀行コード:0134
SWIFTコード:CHBAJPJT