りそな銀行の普通預金は「りそな普通預金」と言います。誰でも利用できる普通預金ですが、口座は一人一口座が勧められています。
りそな銀行の普通預金は、商品名を「りそな普通預金」と言います。誰でも利用できる普通預金ですが、口座開設に際しては、届出印となる印鑑と顔写真つきの本人確認資料が必要です。
本人確認資料とはパスポートや運転免許証のような公的な資料のことです。このような顔写真付きの公的資料がない場合には、複数の本人確認資料の提示が必要になります。このりそな普通預金は原則として一人一口座で、自宅や勤め先の近くの支店を取引店にすることが良いとされています。
りそな普通預金には、預け入れの期間に定めはありません。預け入れ金額は1円以上1円単位です。預け入れの方法に関しては随時の預け入れで、現金以外にも小切手や証券類や他の預金口座からの振替や振込が可能です。証券類ならその証券類の決済日が預け入れ日になります。また、払い戻しの方法については随時引き出しが可能です。
りそな普通預金の利息については、適用される利率は、りそな銀行の店頭に表示される普通預金の利率です。利率はりそな銀行の公式ホームページの「預金金利」のコーナーでも確認できます。利払いの時期については、毎年2月と8月の第2金曜日の翌日に元金に組み入れられます。そして利息の計算方法については、毎日の最終残高1,000円以上について付利単位を100円として1年を365日とする日割り計算を行います。なお、証券類については決算されるまでは残高の対象外です。
りそな普通預金は休眠口座になると手数料が請求されます。休眠口座と認定されるのは、2004年4月1日以降に新規で口座開設した1万円未満の口座で、最後の預け入れと引き出しから2年が経過しても一度も預け入れと引き出しがされていない場合です。
休眠口座となった場合は文書で連絡が届き、その3ヶ月後から年間で1,320円(税込み)の休眠口座管理手数料が掛かります。残高不足で引き落としができない場合には、残金を休眠口座管理手数料の一部として、りそな銀行によって自動的に解約されます。
りそな普通預金に付加できる特約としては、4つあります。まず1つ目の特約は自動貸越サービスです。これは総合口座の当座貸越で個人のみが利用できます。総合口座にある担保定期預金の90%の金額もしくは上限200万円までを自動貸越サービスで利用できます。
その際の貸越利率は担保定期預金の約定利率に0.5%を上乗せしたものです。担保定期預金の他に国債などを利用することもできます。その場合は、利付国債と地方債と政府保障債の額面合計の80%と、割引国債の額面合計の60%の総合計もしくは上限200万円の少ない方までの金額が利用できます。その際の貸越利率は、店頭に表示されている証券担保の総合口座貸越利率となります。
りそな普通預金に付加できる特約の2つ目は、マル優の対象取り扱い商品となることです。この場合の非課税限度額は最高で350万円です。
そして特約の3つ目は、キャッシュカードが利用できることです。利用のためには別途申し込みが必要です。
最後の4つ目の特約は、給与や年金や配当金などの自動受取りサービスと、公共料金やクレジットカードなどの自動支払いサービスが利用できることです。利用に際しては手続きが必要です。
りそな普通預金は預金保険制度の対象となる預金です。ただし預金の全額の保護を望むのなら、りそな普通預金(決済用)の利用がすすめられます。既存のりそな普通預金からりそな普通預金(決済用)への切り替えもできますし、新規でりそな普通預金(決済用)を開設することもできます。どちらも手数料は無料ですが、収入印紙代200円が必要です。この、りそな普通預金(決済用)は無利息ですが、預金保険制度によって預金の全額が保護されます。利息以外の事柄については、普通預金規定に則って運用されます。
また、りそな普通預金は、りそなリテール口座「くらしの通帳」としての利用が可能です。りそなリテール口座とは、いってみれば一般の銀行の総合口座にあたるものであり、「くらしの手帳」とはその総合口座にセットされた普通預金にあたるものです。
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