常陽銀行の普通預金は商品名を普通預金といい、愛称は常陽普通預金です。出し入れが自由な預金なので、正にお財布としての役目を果たす預金です。
常陽銀行の普通預金は商品名が普通預金であり、愛称は常陽普通預金です。対象となる利用者にはとくに制限がありません。
常陽普通預金に期間の定めはなく、預け入れの金額は1円以上で、預け入れの単位も1円です。預け入れの方法は、いつでも預け入れが可能です。また払い戻しの方法も、いつでも引き出しが可能となっています。
常陽普通預金の利息の計算方法については、毎日の最終残高1,000円以上に対して付利単位を100円とします。そして1年を365日とする日割り計算を行います。その際に適用される金利は、店頭に表示されている利率を用います。利払いの頻度については毎年2月と8月の常陽銀行所定の日に支払いがなされます。
常陽普通預金の手数料については、キャッシュカードを用いて支払いをするときに手数料が必要とされることがあります。ちなみにキャッシュカードは常陽エースカードと呼ばれます。
その他の事柄として、常陽普通預金は公共料金の自動支払いが可能です。それに加えて、給与や年金や公社債元利金や配当金などの自動受取りも可能です。また利用者が個人である場合は、マル優を利用することもできます。さらに利用者が満20歳以上であれば、総合口座を通じて当座貸越の取り扱いも可能です。注意しておきたい点があるとすれば、常陽普通預金は譲渡ができませんし、質入れもできないことです。
常陽普通預金は預金保険の対象商品となっています。そして常陽銀行には商品名で言うと「普通預金決済専用無利息型」もあります。これは愛称では常陽決済用預金と呼ばれていて、預金保険制度によって預金が全額保護されるものです。無利息である点を除けば、常陽普通預金とほとんど変わりがありません。常陽普通預金から常陽決済用預金に切り替えることができますし、逆に常陽決済用預金から常陽普通預金に切り替えることもできます。切り替えを行っても、口座番号や通帳やキャッシュカードはそのまま使えます。さらに、給与や年金などの自動受取もそのままでよいし、公共料金やクレジットカードなどの自動支払もそのままでよく変更手続きは不要です。
常陽普通預金に似ている預金がもう一つあります。その商品名は「貯蓄預金(利息毎月型)」といい、愛称が常陽スーパー貯蓄預金と言われるものです。常陽普通預金との大きな違いは、預け入れ残高によって適用される金利がより有利なものになる点です。しかも1ヶ月複利です。具体的には、50万円以上と100万円以上の2段階の金額階層型の金利設定がなされています。もし残高が50万円に満たない場合は、店頭に表示される「基準残高未満の利率」が適用されます。常陽スーパー貯蓄預金には預け入れの期間に制限がないので、当面使う予定のないお金の運用に適しています。ただし、給与や年金などの自動受取りや、公共料金やクレジットカードなどの自動支払には使えないので、その点は注意が必要です。
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