SBI新生銀行の「ステップアッププログラム」は、預金残高や対象サービスの利用状況などに応じてステージが決まり、ATM手数料や振込手数料、預金・外貨関連サービスなどの優遇を受けられる制度です。
2026年現在のステージは「スタンダード」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」の5段階です。
旧制度の「新生スタンダード・新生ゴールド・新生プラチナ」の3段階から大きく変わっているため、現在は5ステージの判定条件を基準に確認する必要があります。
ステージが上がるほど、他行宛インターネット振込の無料回数や提携コンビニATMの出金手数料などが優遇されます。
| ステージ | 他行宛ネット振込無料回数 | 対象ATM出金手数料 |
| スタンダード | 月1回 | 月5回まで無料 |
| シルバー | 月3回 | 回数無制限で無料 |
| ゴールド | 月5回 | 回数無制限で無料 |
| プラチナ | 月10回 | 回数無制限で無料 |
| ダイヤモンド | 月10回 | 回数無制限で無料 |
(2026年8月現在)
無料回数を超えた他行宛インターネット振込手数料は、スタンダードが1回214円、シルバー・ゴールドが1回110円、プラチナ・ダイヤモンドが1回75円です。
セブン銀行ATM、イーネットATM、ローソン銀行ATM、イオン銀行ATM、PatSat、VIEW ALTTEなどの対象ATMでは、スタンダードステージでも月5回まで出金手数料が無料です。
シルバー以上になると、対象ATMからの出金手数料が回数無制限で無料になります。
ただし、ゆうちょ銀行ATM、都市銀行ATM、三菱UFJ信託銀行ATM、三井住友信託銀行ATMなどは、ステージにかかわらず1回110円がかかります。
通常のステージ判定は、1月から12月までの対象商品・サービスの利用状況に基づいて年1回行われます。
判定されたステージは、翌年2月から翌々年1月まで適用されます。
一方、SBIハイパー預金、SBI証券との口座振替契約、SBI新生コネクト、給与振込、口座自動引き落としなど、一部の条件は翌年を待たず、条件達成後の翌々月からステージアップできます。
| ステージ | 年間判定残高 |
| シルバー | 100万円以上 |
| ゴールド | 500万円以上 |
| プラチナ | 2,000万円以上 |
年間判定残高は、単純な12月末残高ではありません。
12カ月の各月末残高のうち、低い2カ月分を除いた平均残高で判定されます。
円普通預金、SBIハイパー預金、パワー預金、2週間満期預金、円定期預金などが「お預入総資産」の判定対象です。
| ステージ | 年間判定残高 |
| シルバー | 10万円以上 |
| ゴールド | 100万円以上 |
| プラチナ | 300万円以上 |
| ダイヤモンド | 2,000万円以上 |
外貨預金、投資信託、外国債券、国内株式、海外株式、SBIラップなど、所定の商品が判定対象になります。
ただし、投資商品には元本割れや為替変動のリスクがあるため、ステージアップだけを目的に不要な商品を購入するのは避けたいところです。
2026年現在、ダイヤモンドステージへ上がる最も分かりやすい方法の一つが「SBIハイパー預金」の開設です。
月末最終営業日時点でSBIハイパー預金の開設が完了していれば、開設月の翌々月からダイヤモンドステージになります。
ただし、SBIハイパー預金を休止すると、他のダイヤモンド条件を満たしていない場合は翌々月からステージダウンします。
SBI証券口座を持っている場合、SBI新生銀行との口座振替契約を登録する方法もあります。
月末時点でSBI証券との口座振替契約の申し込みが完了していれば、翌々月からダイヤモンドステージになります。
単にSBI証券口座を保有しているだけではなく、SBI新生銀行との所定の口座振替契約を登録する必要があります。
SBI新生コネクトを設定している場合も、ダイヤモンドステージの対象になります。
月末最終営業日15時時点で利用申し込みが完了していると、翌々月からダイヤモンドステージが適用されます。
28歳以下の利用者は、「U28 Zero世代」の対象です。
28歳以下なら、サービスの利用状況にかかわらず口座開設月の翌々月からダイヤモンドステージが適用されます。
29歳を迎えた誕生月の翌々月からは、他のダイヤモンド条件を満たしていない場合、ステージダウンします。
60歳以上の利用者には「Bright 60」が用意されています。
Bright 60への入会が完了すると、入会完了日の翌々月からダイヤモンドステージが適用されます。
年齢条件に該当する人は、預金残高や投資商品残高を増やす前に、まずU28 Zero世代やBright 60を確認するとよいでしょう。
勤務先からSBI新生銀行へ「給与」の電文種目で給与振込が1回以上あると、シルバーステージの判定条件になります。
一般的な個人間の振込や「振込・振替」として送金された給与は対象外になるため、勤務先側の振込方法も確認しておきたいところです。
公共料金、クレジットカード、保険料などの口座自動引き落としもステージ判定の対象です。
1月から12月までの累計で6回以上の口座自動引き落としがあると、条件達成月の翌々月からシルバーステージになります。
12月末時点で所定の住宅ローン残高がある場合は、プラチナステージの判定条件になります。
また、新規に住宅ローンを契約した場合も、所定の条件を満たすと翌々月からプラチナステージの対象になります。
最上位のダイヤモンドステージは、ATM・振込手数料などの優遇が大きい一方、2,000万円の投資商品残高を用意する必要はありません。
SBIハイパー預金、SBI証券との口座振替契約、U28 Zero世代、Bright 60など、比較的負担の小さい条件から確認するのが合理的です。
ステージアップのためだけに不要な投資商品を購入したり、多額の資金を移動したりする必要はありません。
2026年現在は、スタンダード・シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドの5段階です。
対象となる提携コンビニATMなどでは月5回まで無料です。6回目以降は1回110円です。
所定の判定条件を満たすと、開設月の翌々月からダイヤモンドステージになります。
いいえ。SBI新生銀行との所定の口座振替契約を登録する必要があります。
U28 Zero世代の対象となり、利用状況にかかわらず口座開設月の翌々月からダイヤモンドステージが適用されます。
Bright 60へ入会すると、入会完了日の翌々月からダイヤモンドステージが適用されます。
SBI新生銀行のステップアッププログラムは、日常的な銀行取引から資産運用まで、利用状況に応じて優遇が大きくなる制度です。
2026年現在は、預金残高だけでなく、SBIハイパー預金、SBI証券との口座振替契約、U28 Zero世代、Bright 60など、ダイヤモンドステージへ上がる方法が複数用意されています。
自分が無理なく満たせる条件を選び、ATM・振込手数料などの優遇を効率よく活用するとよいでしょう。
