定期預金のシミュレーションは、定期預金の元本、期間、金利などの入力条件から、満期になったときに得られる利息や受け取り金額を調べられます。
定期預金のシミュレーションは、定期預金の元本(金額)、預入れ期間、金利などの入力条件から、満期に受け取れる利息や金額が試算できます。
定期預金の利息計算は難しそうですが、現在はインターネットが普及しており、各金融機関のホームページで定期預金の利息計算ができるようになっています。これらの定期預金のシミュレーション(定期預金の利息計算シミュレーション)の代表的なものをご紹介します。
まず、ソニー銀行の「円定期計算|シミュレーション」です。
預け入れ金額や預け入れ期間や適用金利などを入力すると、税引後の満期時受取金額とともに税引前の利息と税引後の利息が計算されます。最新の金利のページにもすぐに移動できます。
次に、楽天銀行の「定期預金 利息シミュレーション」です。
こちらは税引後の満期時受取金額と税引前の利息と税引後の利息が表示されます。楽天銀行の定期預金のシミュレーションの特徴は、入力画面からそのまま定期預金の申し込み画面に移動できることです。入力時の日付でそのまま定期預金に預け入れをしたと仮定した場合の満期日も表示されるので、分かりやすく、手軽に定期預金に預け入れができます。
そして、イオン銀行の「定期預金利息シミュレーション」です。
このシミュレーションは預け入れ金額の入力が1万円単位です。また入力画面から金利ページへの移動ができないので、別の画面を開いて金利を確認します。イオン銀行の定期預金では3年以上の満期の商品では複利が適用されます。ですのでイオン銀行の定期預金利息シミュレーションでは、単利か複利かを選択して計算ができます。また通常の定期預金のシミュレーションでは、その金融機関の商品だけに合わせた計算式を提供しているケースが多いですが、イオン銀行の「定期預金利息シミュレーション」は他行の定期預金の利息計算もできます。
それから、オリックス銀行の「eダイレクト預金・利息シミュレーション」です。
このツールは入力画面から金利ページに移動ができて、税引前の利息と差し引かれる税額と受取利息が表示されます。オリックス銀行のシミュレーション画面では、税金には2037年12月31日まで復興特別所得税分が国税として追加課税されていることと、同じ国税である所得税と合計して15.315%の国税と5%の地方税が利息から差し引かれることが明記されています。
最後に、地方銀行である福島銀行の「定期預金の利息計算」です。
このシミュレーションも入力画面が1万円単位になっています。税引前の満期利息と税引後の満期利息金額のほかに、税引前の年平均利回りと税引後の年平均利回りの表示があります。
これらのシミュレーション(利息の計算ツール)は、ネット銀行を中心に提供されています。自分で利息計算をするのが面倒な場合に取り入れられますが、シミュレーションの結果はあくまでも概算だと思っておきたいです。