インターネット銀行の規模を比べる方法には、預金残高、口座数、総資産、貸出金残高、自己資本などがあります。
このページでは、利用者から預けられている資金の規模を表す「預金残高」を、資金量として比較します。
ただし、銀行によって開示日、円預金・外貨預金の範囲、法人預金を含むかどうかが異なります。完全に同じ条件で比較できないため、数値の基準日と集計範囲を確認することが重要です。
| 順位 | 銀行名 | 預金残高 | 基準日・注記 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 楽天銀行 | 12.9兆円 | 2026年3月末・単体 |
| 2位 | ドコモSMTBネット銀行 旧・住信SBIネット銀行 |
10.57兆円 | 2026年3月末 |
| 3位 | ソニー銀行 | 約6.5兆円 | 2026年5月公表値・円預金と外貨預金を含む |
| 4位 | 大和ネクスト銀行 | 5兆637億円 | 2026年3月末・円預金と外貨預金の合計、グループ関連会社預金を含む |
| 参考 | auじぶん銀行 | 5兆円超 | 2025年8月に5兆円突破。2026年3月末の正確な数値は図表開示 |
| 参考 | PayPay銀行 | 2兆1,937億円 | 2025年9月末・中間期末 |
| 参考 | セブン銀行 | 6,524億円 | 2026年3月末・個人預金残高 |
2026年8月4日現在に確認できる公式開示を基に作成しています。
基準日と集計範囲がそろっている上位2行では、楽天銀行が12.9兆円、ドコモSMTBネット銀行が10.57兆円です。
「インターネット銀行」という言葉には、ネット専業銀行だけでなく、店舗も持ちながらインターネット取引を中心にする銀行や、証券会社との連携を主力とする銀行が含まれることがあります。
このページでは、主に次の銀行を対象としています。
イオン銀行、東京スター銀行、SBJ銀行などはネット取引を提供していますが、店舗型銀行としての性格も強いため、別の比較では順位が変わります。
銀行の「資金量」という言葉は、一般には預金、譲渡性預金などの合計を指す場合があります。
一方、個人利用者が銀行の規模を比較するときは、普通預金、定期預金、外貨預金などを合計した預金残高が分かりやすい指標です。
このページでは、各銀行が公式に公表する預金残高を優先しています。
銀行によっては、法人預金、グループ会社預金、外貨預金を含むため、個人預金だけの残高とは一致しません。
楽天銀行の預金残高は、2026年3月末時点で12.9兆円です。
2021年度末の7.7兆円から、2025年度末の12.9兆円まで増加しました。口座数も2026年3月末時点で1,807万口座に達しています。
楽天市場、楽天カード、楽天証券、楽天ポイントなどとの連携により、給与受取、カード引落し、証券待機資金などの日常資金を集めている点が特徴です。
楽天証券とのマネーブリッジでは、普通預金の優遇金利と証券口座への自動入出金を利用できます。
旧住信SBIネット銀行は、2026年8月3日にドコモSMTBネット銀行へ商号変更しました。
2026年3月末時点の預金残高は10.57兆円、口座数は915万口座です。
個人向けの銀行サービスに加えて、提携企業が自社ブランドで銀行サービスを提供するNEOBANK事業を展開しています。
住宅ローン、証券連携、目的別口座、提携先経由の口座獲得が預金拡大を支えています。
ソニー銀行は、円預金と外貨預金を組み合わせた資産運用サービスに強みがあります。
2026年5月時点で預金残高は約6.5兆円、外貨預金残高は8,000億円に達しています。
Sony Bank WALLET、外貨預金、住宅ローン、投資信託などを一体的に利用できる点が特徴です。
外貨預金を多く扱うため、円相場の変動によって円換算した預金残高が変化する点には注意が必要です。
大和ネクスト銀行の2026年3月末の預金残高は5兆637億円です。
この数値は、円預金と外貨預金の合計で、大和証券グループの関連会社預金も含みます。
大和証券とのツインアカウントを通じ、証券取引の待機資金を普通預金で管理できることが特徴です。
個人の生活口座を中心とする銀行とは預金の集まり方が異なるため、単純な順位だけでなく預金の構成も確認する必要があります。
auじぶん銀行は、2025年8月に預金残高5兆円を突破しました。
au PAY、au PAY カード、証券会社との連携、普通預金の金利優遇、住宅ローンなどにより預金を拡大しています。
公式ページでは年度末ごとの推移をグラフで公表していますが、文字情報として正確な2026年3月末残高を取得しにくいため、この表では「5兆円超」としています。
PayPay銀行の2025年9月末の預金残高は2兆1,937億円です。
普通預金は1兆9,918億円で、預金の大部分を普通預金が占めています。
PayPayとの入出金、スマホATM、Visaデビット、カードローンなど、決済との連携が強い銀行です。
セブン銀行の2026年3月末の個人預金残高は6,524億円です。
普通預金は4,993億円、定期預金は1,530億円です。
セブン銀行は預金残高よりも、全国のATMネットワークと提携金融機関から得るATM関連収益が事業の大きな特徴です。
預金残高が他のネット銀行より小さくても、それだけで経営基盤が弱いとは判断できません。
預金残高が多いことは、多くの利用者や企業から資金を集めていることを示します。
ただし、預金残高が多いだけで銀行の安全性を判断することはできません。
安全性を確認するときは、次の指標も確認します。
日本国内に本店を置く銀行の円普通預金・円定期預金などは、原則として預金保険制度の対象です。
同じ銀行にある対象預金を合算し、預金者1人当たり元本1,000万円までと、破綻日までの利息が保護されます。
同じ銀行の複数支店や提携ブランドへ資金を分けても、預金保険制度では同一銀行として合算される場合があります。
1,000万円を超える円預金を安全性重視で管理する場合は、複数の金融機関へ分散する方法があります。
預金残高が大きい銀行ほど定期預金金利が高いとは限りません。
銀行は、貸出需要、資金調達方針、証券運用、キャンペーン、グループ戦略などに応じて預金金利を決めます。
資金量が小さい銀行が新規資金を集めるために高金利を提示する場合もあれば、預金が豊富な銀行が高い金利を提示する場合もあります。
定期預金を選ぶときは、銀行の規模だけでなく、金利、期間、中途解約、手数料、預金保険制度を総合的に比較しましょう。
厳密には必ずしも同じではありません。このページでは比較しやすいよう、各銀行が公表する預金残高を資金量として扱っています。
2026年3月末の公式開示では、楽天銀行の12.9兆円が最大です。
預金残高だけでは判断できません。自己資本、資産内容、収益性なども確認する必要があります。
日本国内に本店を置く対象銀行の円預金は、原則として預金保険制度の対象です。
銀行の開示方法によって異なります。大和ネクスト銀行やソニー銀行の公表値には外貨預金が含まれます。
必ずしも一致しません。証券連携型銀行は1口座当たりの預金が大きい場合があり、決済型銀行は口座数が多くても平均残高が小さい場合があります。
インターネット銀行の資金量を預金残高で比較すると、2026年3月末時点では楽天銀行が12.9兆円、ドコモSMTBネット銀行が10.57兆円で大きな規模となっています。
ただし、銀行ごとに基準日、法人預金・外貨預金・グループ預金の扱いが異なるため、順位だけでなく注記も確認する必要があります。
銀行を選ぶときは、預金残高だけで安全性を判断せず、預金保険制度、自己資本、金利、手数料、利用目的を含めて比較しましょう。
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