JAバンクの「JA貯金」は、一般の銀行における預金に相当する金融商品です。
主な商品は、普通貯金、貯蓄貯金、定期積金、定期貯金の4種類です。
日常の支払いに使うお金、使い道が決まっていないお金、計画的に積み立てるお金、まとまった余裕資金など、目的に応じて使い分けます。
JA貯金の商品内容や金利、最低預入金額、預入期間などは、地域JAによって異なる場合があります。定期貯金を選ぶ際は、金利だけでなく、満期時の取扱い、中途解約、ネット取引への対応なども確認することが重要です。
| 商品 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 普通貯金 | 生活費・決済資金 | いつでも預入れ・払戻しができる |
| 貯蓄貯金 | 使い道が決まっていない資金 | 流動性を保ちながら貯蓄に使う |
| 定期積金 | 毎月の計画的な積立 | 契約額・期間を決めて積み立てる |
| 定期貯金 | まとまった余裕資金 | 預入期間を決め、固定または変動金利で運用する |
銀行では「普通預金」「定期預金」と呼びますが、JAでは「普通貯金」「定期貯金」と呼びます。
名称は異なりますが、日常的な資金管理や一定期間の資金運用に使うという基本的な役割は共通しています。
JA貯金は共済商品ではありません。JA共済とは別の金融商品です。
普通貯金は、一般銀行の普通預金に相当する商品です。
生活口座として利用しやすい一方、金利は定期貯金より低い場合があります。
普通貯金には、無利息型の決済用貯金を用意しているJAがあります。
無利息、要求払い、決済機能という要件を満たす決済用貯金は、貯金保険制度で全額保護されます。
利息を受け取ることより、決済資金の全額保護を重視する場合に利用されます。
貯蓄貯金は、使い道がまだ決まっていない資金を、必要なときに引き出せる状態で保管する商品です。
普通貯金と同様に自由に払い戻せますが、給与受取・公共料金の自動支払いなどに利用できない場合があります。
金額階層別金利を採用するか、普通貯金より有利な金利になるかは、取引JAの商品内容によって異なります。
定期積金は、毎月一定額などを積み立て、契約満了日に給付契約金を受け取る商品です。
一般銀行の積立定期預金に近い役割を持ちますが、契約額・掛込期間・給付補填金などをあらかじめ定める点に特徴があります。
定期積金は、普通貯金から毎月自動的に掛金を振り替える方法を利用できます。
払込み忘れを防ぎ、窓口へ毎月出向かずに積み立てられる点がメリットです。
掛込日、掛込額、期間、途中解約時の取扱いは、取引JAの規定をご確認ください。
定期貯金は、一定期間使わない資金を預け、預入時または所定時点の金利で運用する商品です。
普通貯金より高い金利が設定される場合がありますが、満期前に解約すると、当初金利より低い中途解約利率が適用されます。
| 商品 | 主な特徴 |
|---|---|
| スーパー定期貯金 | 一般的な固定金利の定期貯金 |
| 大口定期貯金 | 一般に1,000万円以上を対象とする自由金利型商品 |
| 変動金利定期貯金 | 一定期間ごとに適用金利を見直す |
| 期日指定定期貯金 | 据置期間経過後、満期日を指定できる商品 |
| 積立式定期貯金 | 定期的に資金を積み立てる商品 |
すべてのJAが同じ商品を取り扱うわけではありません。
スーパー定期貯金は、まとまった資金を一定期間預ける代表的な商品です。
最低預入金額、預入期間、単利・複利の区分、自動継続の可否はJAごとに異なります。
最低預入金額や預入期間などの商品条件は、取引JAによって異なるため、利用するJAの商品概要説明書で確認してください。
大口定期貯金は、一般に1,000万円以上の資金を対象とする自由金利型定期貯金です。
預入金額が大きくても、スーパー定期貯金より必ず高金利になるとは限りません。
公表金利、個別条件、預入期間を確認してください。
変動金利定期貯金は、金利情勢に応じて、一定期間ごとに適用金利を見直す商品です。
預入時の金利が満期まで固定されるスーパー定期貯金とは異なります。
金利上昇時には適用金利が上がる可能性がありますが、金利低下時には下がる可能性もあります。
期日指定定期貯金は、所定の据置期間を経過した後、利用者が満期日を指定できる商品です。
JAバンクの共通案内では、据置期間1年、最長3年、1年複利の商品として紹介されています。
実際の取扱い・最低預入額等は地域JAへご確認ください。
JA貯金の金利は全国一律ではなく、各JA・信連が設定します。
JAバンクの全国サイトでは、各JAで条件が異なるため、個別の貯金金利を一括表示していません。
最新金利は、次の方法で確認します。
地域JAでは、期間限定・対象者限定の定期貯金キャンペーンを実施する場合があります。
表示金利だけでなく、対象者、最低金額、期間、満期後の金利、中途解約条件を確認してください。
定期貯金の満期時には、主に次の取扱いがあります。
自動継続後は、最初の預入時の金利ではなく、継続日の金利が適用されるのが一般的です。
定期貯金を満期前に解約すると、当初の約定金利ではなく、JA所定の中途解約利率が適用されます。
一般的な円定期貯金では元本が減る仕組みではありませんが、受取利息が大幅に少なくなる場合があります。
定期積金を途中で解約する場合も、満期時の給付契約金より受取額が少なくなることがあります。
個人の貯金利息・定期積金の給付補填金には、原則として20.315%の税金がかかります。
公表される金利・利回りは、通常、税引前です。
総合口座は、普通貯金と定期貯金等をまとめて管理する口座です。
給与・年金受取、公共料金等の自動支払い、ATM、定期積金への自動振替などに利用できます。
担保となる定期貯金がある場合、普通貯金残高を超える払戻しに対して自動融資が行われることがあります。
自動融資は貯金の払戻しではなく借入れであり、利息がかかります。
JAバンクのキャッシュカードは、全国のJA ATM・CDで入出金手数料を終日無料で利用できます。
利用可能時間は、JA・ATMによって異なります。
三菱UFJ銀行、セブン銀行、イーネット、ローソン銀行、ゆうちょ銀行、JFマリンバンク等の提携ATMも利用できますが、手数料条件は提携先・時間帯・取引JAによって異なります。
JAネットバンクでは、残高・明細照会、振込・振替、税金・料金の払込み、定期貯金取引などを利用できます。
利用できる定期貯金商品・手続きは、取引JAと契約内容によって異なります。
JAバンクアプリでは、普通貯金、貯蓄貯金、定期貯金、定期積金などの残高を確認できます。
普通貯金・貯蓄貯金等の入出金明細も照会できます。
アプリ利用開始後は、最大25ヵ月分の入出金明細を閲覧できます。
普通貯金・貯蓄貯金の通帳は、全国のJAで記帳できる場合があります。
ただし、一部の通帳は取引JA以外で記帳できないことがあります。
未記帳取引が一定件数を超えると、個々の取引ではなく合計額で記帳される場合があるため、定期的な記帳が推奨されます。
JA・信連等の貯金は、農水産業協同組合貯金保険制度の対象です。
普通貯金、定期貯金、定期積金などの一般貯金等は、1金融機関ごとに貯金者1人当たり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。
決済用貯金は、所定の要件を満たせば全額保護されます。
貯金保険の保護額は、同じ金融機関にある対象貯金を合算して判定します。
普通貯金、定期貯金、定期積金などを複数持っていても、同じJAであれば合計額で判定されます。
JAの合併があった場合は、合併後の金融機関単位に注意が必要です。
| 目的 | 向いている商品 |
|---|---|
| 生活費・給与受取 | 普通貯金 |
| 使途未定の余裕資金 | 貯蓄貯金 |
| 毎月計画的に貯める | 定期積金・積立式定期貯金 |
| 一定期間使わない資金 | 定期貯金 |
| 決済資金を全額保護したい | 普通貯金無利息型・決済用 |
主に普通貯金、貯蓄貯金、定期積金、定期貯金の4種類があります。
同じではありません。金利・商品条件は各JA・信連によって異なります。
利用できます。ただし、一部の商品・サービスには組合員資格や営業地区等の条件があります。
商品・JAによって異なります。最低預入金額は商品概要説明書でご確認ください。
一般に可能ですが、当初金利ではなく中途解約利率が適用されます。
JAバンクのキャッシュカードによる全国のJA ATM・CDでの入出金は、終日無料です。利用可能時間はATMごとに異なります。
農水産業協同組合貯金保険制度の対象です。一般貯金等は1金融機関ごとに元本1,000万円までと利息等が保護されます。
JA貯金には、普通貯金、貯蓄貯金、定期積金、定期貯金の4種類があり、資金の目的に応じて使い分けます。
JA貯金の金利・商品条件は全国一律ではなく、各JA・信連によって異なります。最新金利、満期、中途解約、組合員条件を取引JAで確認してください。
普通貯金・定期貯金・定期積金等は、農水産業協同組合貯金保険制度により、1金融機関ごとに元本1,000万円までと利息等が保護されます。
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