定期預金の預入をする際には、1年以内の短めの預入期間(短期間)を選択します。
そして満期の取り扱いを自動継続にしておけば、比較的有利な運用がしやすいです。
超低金利時代が長く続いており「定期預金に預入をしていない人」、「定期預金口座を持っていない人」が増えています。
現在、定期預金は金利が下がっているので利息が付きにくいです。しかし運用方法によっては、普通預金口座に置いておくより元本が増えます。
そこで「定期預金の始め方はどうすればよいのか?」「どうやって定期預金を作るのか?」をご説明します。
まず金融機関に口座を作るには、口座を開きたい金融機関の窓口に印鑑と運転免許証などの本人確認書類、そして定期預金に預入するお金を持参します。
また、すでに普通預金口座を持っている場合なら、届け出印と通帳、預入するお金を持参します。
本人確認証が必要な場合もあるので、事前に金融機関へ問い合わせをしておくとスムーズです。
定期預金は基本的には中途解約ができない金融商品なので、満期日まで使わないお金を預けます(余裕資金)。
例えば、自分の目標に必要なお金を浪費しないように定期預金に預入しておく、というやり方もあります。
他にも、予定している旅行のための資金、自動車を買い替えるための資金、子供の進学のための資金といったように、お金が必要になる時期に合わせて定期預金を組むこともできます。
資金が必要になる頃に満期日がくるように、逆算して定期預金の預入期間を決めるようにします。
ただし、期間の長い定期預金に預入をするのは考えどころです。
現在は非常に低金利で、これ以上は金利が下がりにくいです。そこでもし定期預金の預入期間を長くしてしまうと、満期日が来るまでにひょっとしたら金利が上昇する可能性があります。
すると一般的な定期預金(スーパー定期など)は固定金利なので、もし途中で世の中の金利が上昇しても、預入当初の低い金利のままで運用し続けることになってしまいます。
定期預金の預入をする際には、1年以下の比較的みじかい預入期間を選択して、満期の取り扱いを自動継続にしておきたいです。
すると満期日が来る頃には、預入した時よりも金利が高くなっているかもしれません。
その場合は、満期日、つまり継続日の金利が新しい適用金利になるので、これまでよりも高い金利で運用できます。
最近ではインターネット銀行、インターネットバンキング、モバイルバンキングが定着してきて、わざわざ金融機関の店舗に足を運ばなくても取引できます。
定期預金の口座開設、預入、満期取扱方法の変更の手続きなども、すべてパソコンやスマートフォンで可能です。
こうしたインターネット銀行などは実店舗がないので余計な経費がかかりません。その分都市銀行などよりも預金金利が高く、独自のサービスも提供されています。定期預金を始めるのならインターネット銀行も活用したいです。