金融機関ごとに様々な種類の定期預金があって、最低預入金額も違います。
たとえば、みずほ銀行や三菱UFJ銀行などの都市銀行では、最低預入金額が1円という定期預金や、最低預入金額が1,000万円の定期預金もあります。
おもだった銀行について、定期預金の「最低預入金額」と「預入単位」を表にまとめました。この表を見ると「その銀行で定期預金をつくるには、最低でどれだけのお金が必要か?」が分かります。
表は「最低預入金額」の少ない銀行から並べてあります。
銀行名 | 最低預入金額 | 預入単位 |
auじぶん銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
東京スター銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
SBJ銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
三菱UFJ銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
みずほ銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
三井住友銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
住信SBIネット銀行 | 1,000円以上 | 1円単位 |
楽天銀行 | 1,000円以上 | 1円単位 |
SBI新生銀行 | 1,000円以上 | 1円単位 |
GMOあおぞらネット銀行 | 1,000円以上 | 1円単位 |
ゆうちょ銀行 | 1,000円以上 | 1,000円単位 |
PayPay銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
ソニー銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
セブン銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
静岡銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
イオン銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
ローソン銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
大和ネクスト銀行 | 10万円以上 | 1円単位 |
あおぞら銀行 | 50万円以上 | 1円単位 |
オリックス銀行 | 100万円以上 | 1円単位 |
(2021年3月19日現在)
定期預金はいくらから預入できるのでしょうか?
各金融機関には様々な種類の定期預金があり、その種類によって最低預入金額は違います。
定期預金の預入金額だけを見れば、みずほ銀行や三菱UFJ銀行などの都市銀行では1円からでも預入が可能です。また最低預入金額が1,000万円という定期預金もあります。
インターネット銀行はメガバンクと比較した場合に金利や利便性が高いのが特徴ですが、定期預金の最低預入金額は各銀行によって異なります。
例えば、auじぶん銀行では1円から預入できますが、楽天銀行や住信SBIネット銀行では1,000円からの預入となっています。
またイオン銀行やソニー銀行では、最低預入金額は1万円となっています。
そして預入期間によって最低預入金額が決められている場合もあります。
楽天銀行では、満期が1週間と2週間の商品では最低預入額が10万円以上となっています。
SBI新生銀行では、2週間満期の定期預金の最低預入金額は、インターネットで預入手続きをすれば50万円以上、店頭で預入手続きをした場合なら100万円以上となっています。
貯蓄をするのなら、お金を普通口座へ置いたままにせずに、定期預金に預入するのが近道です。
しかし、今月は生活費が少し余ったので定期預金に預入する場合と、ボーナスでまとまった金額が入ったので定期預金に預入れる場合では元金の金額が大きく異なります。
預入したい定期預金の最低預入金額を知らないのなら、生活費の残り程度の金額では預入ができないかもしれません。
自分の目的に合った定期預金の最低預入金額を把握していれば、慌てることなくスムーズに貯蓄ができます。
定期預金の金利が良くて、少額でも預入が可能なインターネット銀行を活用すれば、余裕の資金ができた時にすぐに預入れられます。
しかも最低預入金額が100万円以上の定期預金なら、高い金利になる傾向があります。
もし少額の定期預金が何本かに増えて、その総額が一定額に達したのならば、それらをまとめて一本の大きな金額の定期預金に預け替えるのも一つの方法です。
定期預金は大きな利益を生み出す金融商品ではありません。
しかし、少額からでも預入ができて、元本割れのリスクもありません。コツコツと定期預金への預入を続ければ、確実に資金が殖やせます。
現在は、銀行口座にお金を入れておけば大きな利息がつく時代ではありません。
資金を最大限に効率よく殖やすためには、
(1) 定期預金の金利はどれくらいなのか?
(2) 預入期間はどれくらいなのか?
(3) いくらから定期預金に預入ができるのか?
といったことを理解して定期預金を活用したいです。