「定期預金の残高が分からない」
そんな場合には一般の金融機関であれば、通帳に記帳をすれば定期預金の残高が確認できます。
通帳を金融機関窓口に持参すれば、すぐに記帳してもらえるし、ATMでも通帳の記帳は可能です。
定期預金の残高が分からない理由は、さまざまなケースが考えられます。
「定期預金の通帳記帳をしていなので残高が分からない」
「あの金融機関に定期預金口座があったはずだが、通帳と印鑑がどこにあるのかが分からない」など。
このような場合には、どうすればよいのでしょうか?
都市銀行などの金融機関の場合は、通帳があれば記帳することで定期預金の残高が確認できます。
通帳を窓口に持参すればすぐに記帳してもらえますし、もちろんATMで通帳記帳することもできます。
しかし、定期預金通帳の明細は、普通口座の明細と違って見方が分かりにくいです。定期預金には種類が多く、固定金利の商品もあれば、変動金利の商品もあるからです。
また、預入明細ごとに預入期間や受取利息の取扱いが異なっていても、それらがすべて同じ通帳に記載されています。
ですので、預入をする定期預金の数が多くなると、見方がよく分からなくなりがちです。
もし、定期預金が何本もあって合計金額がよく分からない場合には、残高証明書の発行が可能です。
基本的には、金融機関の窓口に届け出印と発行手数料を持参して手続きをします。
しかし、金融機関によっては通帳やキャッシュカードや本人確認書類が必要な場合もあります。
残高証明書は、定期的に発行してもらうことも可能です。
残高証明書の発行サイクルを決めて郵送してもらう手続きをすれば、定期預金の残高が分からないままになることも無くなります。
発行手数料は、定期的に利用口座からまとめて支払うのが一般的です。
また「通帳がどこにあるか忘れた」、「通帳を失くした」という場合には、通帳の再発行手続きをする必要があります。
通帳も印鑑も失くしたという場合には、事前に取引金融機関に問い合わせます。
そして、窓口で定期預金口座の有無の確認手続きをとります。
一方、インターネット銀行や一般銀行のインターネットバンキングなら、残高の照会方法はシンプルです。
インターネット銀行では通帳を発行しない場合が多いのですが、出金明細照会や預入明細照会ならインターネットを経由して取引明細書をPDFファイルなどでダウンロードできます。
取引明細書には月末時点での預金残高が記載されているので、定期預金の残高も確認できます。
またインターネット銀行でも書面で残高証明書を発行できますが、その際には発行手数料が必要です。
インターネットバンキングの場合は、残高を知りたい定期預金口座を「サービス指定口座」として登録しておくことで、いつでも定期預金の残高確認が可能となります。
例えばイオン銀行では、取引明細書で定期預金を含む各種預金の残高が確認できます。また、様々なサービスが受けられるイオン銀行Myステージの詳細情報も同時に分かるので、家計管理もできます。
インターネット銀行の取引明細書は、定期預金の通帳と同様に、預入日、適用利率、預入期間、満期日などが確認できます。
わざわざ記帳に出かける手間をかけずに簡単にダウンロードができるので、定期的に確認と記録をすれば、マネープランの見直しや運用の手助けにもなります。