ゆうちょ銀行では、預金の利息に相当するものを「利子」と呼びます。
受け取れる利子は、預ける商品、金額、金利、預入日数、満期前に払い戻すかどうかによって変わります。
2026年8月14日に確認した最新金利では、通常貯金は年0.400%、1年定期貯金は年0.400%です。通常貯金は2026年8月10日に年0.300%から年0.400%へ引き上げられました。
日常会話では「利息」と「利子」はほぼ同じ意味で使われます。
ゆうちょ銀行の商品説明では、貯金に対して受け取るお金を「利子」と表記しています。本ページでは検索されやすい「利息」を見出しに使い、本文では公式表現に合わせて「利子」と表記します。
| 商品・期間 | 税引前年利率 | 計算方法 |
|---|---|---|
| 通常貯金 | 年0.400% | 毎日の最終残高を日割り計算 |
| 定期貯金 1ヵ月〜6ヵ月 | 年0.375% | 単利 |
| 定期貯金 1年 | 年0.400% | 単利 |
| 定期貯金 2年 | 年0.500% | 単利 |
| 定期貯金 3年 | 年0.600% | 半年複利 |
| 定期貯金 5年 | 年0.700% | 半年複利 |
| 定期貯金 10年 | 年0.900% | 半年複利 |
通常貯金は2026年8月10日から年0.400%へ引き上げられています。定期性貯金の追加利上げは予定されていますが、2026年8月14日確認時点では改定対象・改定後金利・開始日は未確定です。
金利は変更される場合があります。実際に預ける日の公式金利一覧をご確認ください。
2026年8月14日に公式金利一覧で確認した1年定期貯金金利である年0.400%を使い、1年間預けた場合の利子を計算します。
| 預入金額 | 税引前利子 | 税引後利子の目安 |
|---|---|---|
| 10万円 | 400円 | 319円 |
| 100万円 | 4,000円 | 3,188円 |
| 300万円 | 12,000円 | 9,563円 |
| 500万円 | 20,000円 | 15,937円 |
| 1,000万円 | 40,000円 | 31,874円 |
税引後利子は、所得税・復興特別所得税と地方税をそれぞれ計算して1円未満を切り捨てる一般的な方法による目安です。
実際の受取額は、預入日数、税額の端数処理、取引条件などによって異なる場合があります。
1年間預けた場合の税引前利子は、次の式で概算できます。
元金 × 年利率 = 税引前利子
100万円を年0.400%で1年間預ける場合は、次のとおりです。
1,000,000円 × 0.004 = 4,000円
個人の貯金利子には、原則として合計20.315%の税金がかかります。
100万円の1年定期で税引前利子が4,000円の場合、概算は次のとおりです。
通常貯金の利子は、毎日の最終残高について、1年を365日として日割り計算されます。
毎年3月31日と9月30日を区切りとして計算し、4月1日と10月1日に元金へ加えられます。
預入れ・払戻しによって日々の残高が変わるため、定期貯金のように単純な年額計算だけでは実際の利子と一致しない場合があります。
年0.400%が1年間変わらず、残高も100万円のままだと仮定した場合、税引前利子は概算で4,000円です。
1,000,000円 × 0.004 = 4,000円
税引後利子は概算で3,188円です。
通常貯金は2026年8月10日に年0.400%へ引き上げられました。2026年中の実際の利子は、改定前の日数には旧金利、改定後の日数には新金利を適用して計算されます。
通常貯金は変動金利です。金利が途中で変更された場合、改定前の日数には旧金利、改定後の日数には新金利を適用します。
2026年8月10日以降は、すでに預けている残高にも年0.400%が適用されます。
1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月の定期貯金は、年利率を実際の預入日数に応じて日割り計算します。
概算式は次のとおりです。
元金 × 年利率 × 預入日数 ÷ 365
「6ヵ月だから年利の半分」と計算すると近い値になりますが、実際には預入日から満期日までの日数で計算されます。
預入期間が3年以上の定期貯金は、半年複利で利子を計算します。
半年ごとに生じた利子を元金へ組み入れ、その合計額に対して次の利子を計算するため、単利よりも利子が増えやすくなります。
ただし、個人の場合は利子に税金がかかり、実際の満期受取額は税引前の単純な複利計算とは異なります。
10年定期貯金は2026年5月18日に取扱いが始まり、2026年8月14日に公式金利一覧で確認した金利は年0.900%です。
10年間、半年複利で運用されますが、税引後の受取額は各利子計算時の税額・端数処理などによって決まります。
単純に「元金×0.9%×10年」と計算した金額とは一致しません。
預入期間2年の定期貯金では、預入れから1年後に中間利子が支払われます。
中間利子は、1年定期貯金へ預け入れる方法、または指定した通常貯金へ入れる方法を選べます。
定期貯金を満期前に払い戻すと、当初の約定金利ではなく、預入期間内払戻金利が適用されます。
元金が減る一般的な仕組みではありませんが、受け取れる利子は当初の予定より大幅に少なくなる場合があります。
長期定期へ預ける前に、生活予備資金を通常貯金などへ確保してください。
定期貯金は、原則として預入金額を分割して払い戻すことができません。
必要資金を一度にまとめず、複数口へ分けて預け入れておくと、必要な口だけを払い戻しやすくなります。
自動継続を選ばず、満期後もそのままにした場合は、通常貯金金利を目安とした金利が適用されます。
利子は年1回、3月31日を区切りとして4月1日に元金へ加えられます。
満期振替預入を選んでいる場合は、元金と利子が通常貯金へ振り替えられます。
自動継続を選んだ場合、満期日に同じ期間の定期貯金へ自動的に預け入れられます。
自動継続後は、最初に預けたときの金利ではなく、継続日の店頭表示金利が適用されます。
10年定期貯金は自動継続を利用できません。
定額貯金は、預入れから6ヵ月経過後に自由に払い戻せ、最長10年間、半年複利で利子を計算します。
預入後3年までは、6ヵ月ごとの預入期間に応じた金利が適用されます。
障害者、遺族年金受給者など、所定の条件を満たす人は、少額預金の利子に対する非課税制度であるマル優を利用できる場合があります。
非課税限度額は、対象となる預貯金を合算して元本350万円までです。
ゆうちょ銀行では、通常貯金・通常貯蓄貯金は合計1,300万円、定期貯金・定額貯金などの定期性貯金は別枠で合計1,300万円まで預けられます。
預入限度額を超えた金額へ利子が付くという意味ではありません。限度額を超えないように管理する必要があります。
民営化後の通常貯金、定期貯金、定額貯金などは、預金保険制度の対象です。
同じゆうちょ銀行にある対象貯金を合算し、預金者1人あたり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。
1,000万円を超える部分は預金保険制度による保護の対象外となり、破綻した金融機関の財産状況に応じて支払われます。
ゆうちょ銀行へ最大2,600万円まで預けられることと、預金保険で保護される元本が1,000万円までであることは別の制度です。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 基準日 | 同じ日の金利を比較しているか |
| 商品 | 通常貯金・定期貯金・定額貯金のどれか |
| 期間 | 1ヵ月・1年・5年・10年など |
| 計算方法 | 日割り・単利・半年複利 |
| 税金 | 表示額が税引前か税引後か |
| 中途払戻し | 当初金利が維持されるか |
| 満期後 | 自動継続・満期振替・据置き |
| 預金保護 | 対象貯金の合計額 |
年0.400%の場合、税引前4,000円、税引後は概算3,188円です。
年0.400%の場合、税引前4万円、税引後は概算31,874円です。
3月31日・9月30日を区切りとして計算し、4月1日・10月1日に元金へ加えられます。
3年未満は単利、3年以上は半年複利です。
当初の約定金利ではなく、預入期間内払戻金利が適用され、利子が少なくなります。
続きません。自動継続では継続日の金利、据置きでは通常貯金金利を目安とした金利が適用されます。
個人には原則20.315%の税金がかかります。マル優の対象者は所定の範囲で非課税となる場合があります。
ゆうちょ銀行の利子は、商品、預入金額、金利、預入日数、単利・複利、中途払戻しによって決まります。
2026年8月14日に公式金利一覧で確認した1年定期貯金金利は年0.400%で、100万円を1年間預けると税引前利子は4,000円、税引後は概算3,188円です。
金利は変更されるため、最新の公式金利を確認してください。税引後利子、中途払戻し、満期後の取扱い、預金保険まで含めて判断しましょう。
